11/30東京5R:アスコットヴェールは想像を超えた好走で2着

11/30、東京5R・新馬(ダート1600)にて愛馬アスコットヴェールがデビュー戦を迎えました。ゲート試験に合格した後、在厩のままデビュー戦まで調整が進められた本馬の馬体重は472kg。無償の特別提供馬としてクラブから募集された本馬の募集時馬体重が412kgでしたので、期待通りの成長を遂げてくれたと思います。

パドックを周回する姿は終始落ち着きを見せていましたが、気になったのは全体に冬毛が目立ったこと。特に腹周りは遠目にもモフモフ感が感じられました。お世辞にも十分に仕上げられた馬体とは思い難く、調教の時計も短縮過程にあったことから、本走は何処まで走れるのかを見届けるレースになると考えていました。これは16頭中の10人気であったことにも表れていたと思います。

そしてレース。いきなり抜群のスタートを決めて飛び出します。二の脚も速く、芝スタートのダートコースを有利な外枠から加速しますが、積極的に押し出してきたエジプシャンマウにハナを譲る形で、2番手の好位置に収まりました。

ここからは「ズルズルと下がるのではないか」と言う不安を後目に、シッカリとした脚で追走して3角を2番手のまま侵入。3角~4角でシュヴァルツシルトに交わされて3番手に下がると、先行馬のスパートに反応できず前との差が開きます。しかし、ここから本馬もギアが入り直すと、ゴール前でシュヴァルツシルトを差し返し、最終着順を2着に押し上げました。

本馬の上がり3Fの38.5は全体の3番手で、逃げ切ったエジプシャンマウよりも0.5秒も早く、あと1F長ければ差し切れる内容でした。2番手から競馬をした上に早い上がりを使えており、本馬が最も強い競馬をしたと考えて良いと思います。

レース後の佐々木大輔Jのコメントに依れば「前向きな性格が競馬に出ていました。直線で前との差を詰められなかったのは残念でしたが、ここを使って良くなると思います」とのこと。

実際、本馬の仕上がり状態は決してベストでは無かったと思いますし、勝負所で反応が遅れたことも、1つ使ったことで改善すると思います。そして何より、スタートのセンスと二の脚の早さは本馬の最大の武器になる筈です。芝スタートに対応できたことも見逃せません。

次走に向けて上積みされる要素は多く、期待値は一気に高まりました。この辺り、竹内師のコメントに依れば「ゲート前からレースまでテンションが上がることがなく、ゴールまで一生懸命に走ってくれました。レース後の状態次第で続戦するつもりです」とのこと。

レース後は疲労感が見られるものの脚元に異常はなく、飼葉も食べられているとのことで、陣営からは続戦の方針が示されています。具体的には有馬記念日の中山・ダート1800牝を目指すとのこと。右回りに変わる点は未知数ですが、200Mの距離延長はプラス要素と思われますし、ペースが緩むことで先行策は取り易くなるはずです。今回のTarget-JV補正タイムは「99」が出ていますので、仕上がりが進む次走は確実に勝ち負けが十分見込めると思います。

※今回使用した写真は馬トモのかしぞえさんから提供を頂いたものです

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