GF出資馬の近況 2024/11/29:ローズボウル、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、サミアド、コンサートツアー、ブラゾンロワイヤル
1.ローズボウル
12/15の北総S(中山・3勝クラス・ダート1800)への出走を目標に美浦TCに帰厩しています。11/27、美南Wで1本目の追い切りを実施して、70.1-54.3-39.5-12.1(位置9,一杯に追う)を計時しています。相変わらず併せ馬で遅れていますが、本馬の場合は気にしても意味がありません。漸く関東地方も冬の乾季が来た気配なので、本馬の得意な時計の掛かる馬場が期待できそう。
2.ダイヤモンドフジ
12/7の中京・1勝クラス(芝1200)への出走を目標に在厩のまま調整が続けられています。11/27、栗東坂で追い切りを実施して、55.3-39.7-26.0-12.9(馬なり余力)を計時。宮本師のコメントに拠れば「状態に変わりは無いですし、来週のレースに良い状態で向かえそうです。」とのこと。
3.スマラグドス
11/24、京都・花園S(3勝クラス・ダート1800ハンデ)に出走して9着でした。希望通り先行ポジションを取ることは出来ましたが、ラストで伸びることが出来ませんでした。西園師のコメントに拠れば「流れに乗って自分の競馬は出来たと思いますが、最後は休み明けの分かもしれません。」とのこと。
レース後の馬体と脚元に問題はなく、中2週で北総S(中山・ダート1800)に向かう方針が示されています。希望通り出走が叶えば、ローズボウルと2頭出しになります。
4.サミアド
11/24、東京・アプローズ賞(2勝クラス・ダート1400)に出走して15着でした。大外枠からスタートを決めると果敢に逃げを打ちましたが、最後は脚が上がってしまいました。逃げての敗戦なので着差は懸念する必要はありません。前走と同コースで1秒遅い時計では止む無しです。今回は2勝クラスでも逃げることの出来たことを評価したいと思います。
レース後は馬体と脚元に問題はなく、竹内師のコメントに拠れば次走は来年の1回東京のダート1300を目指すとのこと。11/27、ケイツーSに放牧に出されています。
5.コンサートツアー
12/1の東京・新馬(芝2000)でのデビューが確定しており、鞍上は丹内Jが務められます。11/27、美南Wで最終追い切りを実施して、69.0-53.9-38.8-12.3(位置7,馬なり余力)を計時しています。これまでの追い切りでは中間の折り合いを欠いて、ラストに力が残らない状況が続いていましたが、最終追い切りでは折り合いがついて終いの動きも一番良かったとのこと。武井師からは何時もの強気コメントが聞かれることもなく、微妙なデビュー戦を覚悟していますが、「スタートは速い」と言う噂なので、新馬戦特有のスローになれば先行力を生かしてワンチャンを狙って欲しいところ。
6.ブラゾンロワイヤル
11/24、京都・未勝利(ダート1800)に出走して13着でした。前走では同コースで流れにのる競馬が出来たにも関わらず、今走ではデビュー戦と同様の競馬に参加できずタイムオーバーまで喰らってしまいました。前走との大きな違いはスタートで押し出さなかった点。未熟な減量騎手を起用する理由は「行けるだけ行く」ことにあるのですから、今回のような消極的な騎乗は見たくありません。また、レース後のチェックで右前を捻った可能性があり、どこでやったのか分かりませんが、これも大敗の一因かもしれません。何れにしてもタイムオーバーで続戦は出来ませんし、本馬の適性は芝の長距離と信じれば、年明けの京都か阪神の芝2400まではビシビシ乗り込んで緩さを解消して欲しいと思います。