12/3中山2R:ビクトリーフォースは殿から追い上げるも7着

12/3、中山2R・未勝利(ダート1800)に愛馬ビクトリーフォースが出走しました。新馬戦から3ヶ月の期間を空け、トラックもダートに変えての復帰戦でしたが、結果は冴えずに7着となりました。

まず馬体重ですが、+14kg増加して482kg。これについて、本馬の育成時の馬体重は480kg台でしたので、この増加はポジティブに考えて良いと思いました。

問題は懸念した初ダートと2番枠で、懸念された通りスタートから行き脚が付かず、前に前に入られる展開となって、最後尾まで下がる形になりました。この時点で勝負としては終わってしまったワケですが、せめて内容的な見所が欲しいところでした。

1角~2角を最後尾で回り、バックストレートで押し上げますが、今一つ反応が良くありません。鞍上が追い通しで進ませると、3角で11番手、4角で10番手まで上がりました。直線に向いても脚は止まりませんでしたが、流石に長く追い出したこともあってか、前との差は詰まりません。着順は7着とは言え、勝馬からは2.9秒も離されてしまいました。

前半で脚を使わなかったにも関わらず上り3Fの41.3は上位馬に遅れています。キックバックを受けて行き脚が付かなかった、エンジンが掛かるのが遅い、など課題らしき点も見つかりますが、「本質的にダート適性があるのか?」と言う点で再評価が必要かもしれません。

なんとなく、ローズボウルに似た雰囲気を感じるので、ダートで外枠を引いたレースを見てみたい気もするのですが、何れにしても短距離適性の無いことは確実なので、芝でもダートでも長い距離にシフトした方が良い様に思います。その方が、番組選定に困りませんし、条件も探り易いと思います。

レース後の林師のコメントに依れば「まだ、馬に芯が入りきっていないぶん、ゲートからスピードに乗りきれませんでした。そのため道中から追い通しで、直線も内にヨレるなど鍛え直す必要がありそうです。ただ、デビュー前と比べると調教時の走りに素軽さも出てきましたので、レース経験を重ねる毎に良くなってくると思います。」とのことで、放牧に出して鍛え直すことになるようです。

大型で緩さの残る馬体から時間は掛かると思いましたし、ジックリと鍛えるより無いのかもしれません。

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