12/19、愛馬ローラーコースターが中山5R・新馬（芝1800）でデビューを果たしました。当日の馬体重は472Kgでしたが決して緩い感じでは無く、シッカリとした印象を受けました。この辺り、姉サザナミとは大きく異なるところで、これならば続戦も十分にこなせそうな雰囲気です。
レース展望のブログで書いた様に、このレースのポイントは１枠１番を引いてしまったことでした。最内枠を不利としないためには、スタートを決めて先団に着ける必要がありましたが、スタートが伸びあがる感じで一拍出遅れてしまい、そこから行ききれずにズルズル下げて、結局、11番手からの競馬となってしまいました。
先行有利の中山芝1800に加えて超スローペースが予想される新馬戦ですから、この時点で厳しい状況に陥ったのは間違いありません。ぶっちゃけ、想定される最悪のシナリオになったと思います。この辺り、鞍上の石川騎手のコメントでは「スタート直後に寄られて、後方からになりました」とのことですが、テレビ画面で見る限りそこまでの不利には見えませんでした。パトロールビデオを見ていないので、確実なことは言えませんが、２番の馬と半馬身差の段階で追うのを止めており、レース展開を想定すれば、ここはギリギリまで主張をすべきところでした。
レースはこのまま11番手で進み、４角から大外にぶん回して末脚を伸ばしましたが、1000Mが65.5秒の超絶スローペースでは前は全く止まってくれません。一応、36.3秒の上り３位の時計を記録したものの、順位は３つ上げての８着に留まってしまいました。不運な枠番と消極的な騎乗で、収穫の少ない不完全燃焼な内容になってしまったと思います。
ここで敢えて収穫を探すとすれば、1800Mにそこそこ対応出来たことだと思っています。今回の内容でもTargetの補正タイムは「89」が出ていますので、普通に力を出せれば「95」位は出せそうな印象です。この感じならば2000Mもこなせる様に見えましたし、そうなれば番組選択がグッと楽になります。
伊藤師のコメントに依れば「ゲート後の不利が無ければ、優先出走権が取れたかもしれないのが残念です。今後の成長を楽しみにして、短期放牧へ出してリフレッシュさせてから再調整します。」とのことで、短期放牧に出す考えの様です。しかし、距離短縮を考えているならば、２ヶ月程度の節が必要になりますが、1800~2000を予定するなら中２週でも出走できる番組は中京を含めてあるはずです。今回は仕舞いだけのレースで然したる疲労があるとも思えませんし、十分な馬格もあることから、ここは在厩のまま出来るだけ短い間隔で使い、競馬に慣れさせて欲しいところです。