10/1~10/3の3日間、オータムセールが開催されました。その際に、グリーンファーム所縁の仔馬が上市されていますので、以下、その落札結果を示します。
【オータムセール】10/1~10/3
馬名 | 性別 | 父 | 生産 | 落札額 |
トゥルーストーリーの2017 | 牡 | エイシンフラッシュ | 那須野 | 1.5M |
ネーラペルレの2017 | 牝 | ダノンシャンティ | 那須野 | 3.6M |
ヴァニラシャンティの2017 | 牝 | フリオーソ | ハシモト | 3.5M |
トゥルーストーリーの2017は近親にボールライトニングのいる牡馬ですが、落札価格から察する限り、出来はイマイチ芳しくなかった様です。
さらに、オータムセールに続いては10/24より秋季繁殖馬セールが開催されますが、ここには以下のグリーンファーム所縁の母馬が上市される予定です。
【JS秋季繁殖馬セール】10/24
母馬 | 母父 | 受胎馬の父 |
ネーラペルレ | キングカメハメハ | ストロングリターン |
シーザシー | Lemon Drop Kid | カレンブラックヒル |
オンシジューム | エンドスウィープ | エイシンフラッシュ |
トゥルヴァーユ | ダイワメジャー | ロゴタイプ |
ハートビートワルツ | ブライアンズタイム | サトノアラジン |
オンシジューム、ハートビートワルツと言った、最近のグリーンファーム募集馬の母馬が上市されています。特にオンシジュームの2017は今年の募集馬なワケですが、「母馬が社台ファームから見限られたと言う事実から産駒の評価を下げる」のか、「母馬が売却されるために産駒が安価に募集されている」とみるか、判断に悩むところです。ちなみに過去の例では、アンデスクィーンの母馬であるレイナカスターニャは同じパターンで売却されていますが、結果は周知の通りです。反対にスウィートグロリアの様なパターンもありますが、少なくとも「母馬が売却された=産駒が走らない」と言う訳ではないことは判ります。
なお、昨年の秋季繁殖馬セールに上市され、主取りに終わったサヴァーレ(愛馬ヴァベーネの母馬)については、今年の繁殖馬セールには再上市されて来ませんでした。これが今年の産駒(父ジャスタウェイ)の出来が良かったためなのか不明ですが、出来れば来年グリーンファームから募集して貰えると嬉しいです。