グリーンファーム愛馬会の2018年度募集馬が7月の会報で発表されました。昨年は7月の会報に間に合わず、ウェブサイトの発表も7月に入ってからだったことを考えると、今年は比較的順調に作業が進んだ様に思われます。
以下、2018年度の募集馬をリスト表示してみます。順番は会報の掲載順とし、netkeiba.comとJBISへのリンクも張っておきました。
No | 馬名 | 父名 | 生産 | NK | JB |
1 | ナショナルホリデーの2017 | ロードカナロア | 社台白老 | ● | ● |
2 | アースサウンドの2017 | オルフェーヴル | ハシモト | ● | ● |
3 | アースリヴィングの2017 | オルフェーヴル | 吉田 | ● | ● |
4 | リボントリコロールの2017 | ルーラーシップ | 社台 | ● | ● |
5 | デフィニットの2017 | キズナ | 那須野 | ● | ● |
6 | オンシジュームの2017 | エピファネイア | 社台白老 | ● | ● |
7 | カクテルの2017 | エピファネイア | 前田 | ● | ● |
8 | ムニラーの2017 | スクリーンヒーロー | 社台 | ● | ● |
9 | バルドウィナの2017 | ヴィクトワールピサ | 社台 | ● | ● |
10 | デビルズコーナーの2017 | リアルインパクト | ノーザン | ● | ● |
11 | ガヴィオラの2017 | キンシャサノキセキ | ノーザン | ● | ● |
12 | ジャドールの2017 | クロフネ | 社台 | ● | ● |
13 | ファビュラスセンスの2017 | ストロングリターン | 社台 | ● | ● |
14 | ラヴアズギフトの2017 | スウェプトオーヴァーボード | 那須野 | ● | ● |
15 | ジュエルオブナイルの2017 | タートルボウル | 社台 | ● | ● |
16 | トロピカルブラッサムの2017 | トーセンホマレボシ | ノーザン | ● | ● |
17 | エイシンバンバの2017 | エスポワールシチー | 那須野 | ● | ● |
18 | マウントフジの2017 | ケイムホーム | 那須野 | ● | ● |
先ず、全体を俯瞰して見ますと、募集頭数は18頭となりました。これは募集中止となったマウントフジの2016をカウントしても、昨年より1頭増えたことになります。ここに外国産馬が1頭加わって、最終的に19頭になると思われます。また、募集馬の性別は牡馬8頭に対して牝馬が10頭で、今年も牝馬偏重となっています。
次に生産牧場を見ると、社台ファームは白老を含めて8頭で昨年と同じ。ノーザンファームは3頭で、昨年のハートビートダンス(坂東牧場生産)を実質ノーザンファーム産と見なせばこれも変わりません。さらに那須野牧場は4頭で、これも昨年のマウントフジの2016をカウントすれば同じです。最後に小牧場枠ですが、今年は前田ファームが復活して3頭となりました。この結果、前田ファームが復活した1頭分が全体の募集馬の増加分となっています。
..でもって、「2018年度募集馬の予想」の答え合わせですが、16頭予想して正解は8頭と言う結果でした。ノーザンファーム生産の3頭など、グリーンファームと縁故関係のない馬も居ることを考慮すれば、そこそこの成績だったのではないかと思います。只、最上位予想のミューラルクラウンの2017,モンシュシュの2017、サヴァーレの2017が外れて、予想下位としたジャドールの2017,カクテルの2017が入った辺りを見ると、予想計算式は見直す余地が大きそうです。なお、ナショナルホリデーの2017はフロールシータの下に当たりますので、グリーンファームとの縁故馬ですが、予想時のリストから漏れてしまっていました。😣
まあまあ予想の方が当たりましたので、サプライズを感じるものではありませんでしたが、全体的にグリーンファームらしいラインナップになっている様に感じます。種牡馬別に見ると、ディープインパクト,キングカメハメハのサイアーランキング上位2頭の産駒は今年も募集されることはありませんでしたが、ロードカナロア、オルフェーヴルの新勢力2頭は確保されました。特にナショナルホリデーの2017は見落としていたこともあり、ロードカナロア産駒が今年も募集されたことを素直に嬉しく思います。😁
また一方で、新種牡馬はエピファネイア,キズナ,リアルインパクトの産駒が全部で4頭募集されており、このあたりグリーンファームらしいと思います。只、今年もジャスタウェイ産駒は募集されませんでした。
こうしてラインナップを眺めて見ると、やはり最大の目玉はバルドウィナの2017になると思います。果たして募集価格は幾らになるのか?これが高くても安くても、色々と裏事情を勘ぐりたくなってしまいます。😅 あと、個人的に気になるのはスクリーンヒーロー産駒で牡馬のムニラーの2017です。スクリーンヒーロー産駒としては、ウィングドウィールの2017を期待していましたが、これが本家から募集されてしまいましたので、「埋め合わせとして充てられたのではないか?」などと勝手に想像しています。😝
取り敢えず疲れたので今日はここまでとして、予想出来ていなかった10頭については明日にでもファーストインプレッションを書いてみたいと思います。