ラピスラズリS:サザナミは2枠2番から出走

我が愛馬のエース、サザナミちゃんが中山メインのラピスラズリSに予定通り出走します。ネットケイバの事前予想オッズが30倍に近かったので、これは相当妙味のある馬券になるものと期待していたのですが、結局、現時点での単勝オッズは7倍弱の3人気と、妥当なラインに落ち着いています。恐らく、最終的にもこれくらいの単オッズで着地するものと思われます。

オープン再昇格後の成績が、春雷Sの7着と朱鷺Sの4着なので、「オープンでは力不足」と取られても仕方ないのですが、レース内容には一応敗因と思うところがあります。
まず春雷Sですが、敗因は出遅れと言われています。確かにゲートの出は早くなかったのですが、後方からの競馬になったのは、鞍上のMデムーロ騎手がそもそもスタート下手な上に積極的に押し出さなかったことが大きく、最後は内を付いてドン詰まりになった所で万事窮すとなりました。上り33.1秒の脚を使っており、鞍上のコメントでも手応えは抜群だっただけに、非常にもったいない競馬でした。穿った見方をすると、春雷Sは皐月賞の1つ前のレースであり、鞍上が予行演習に利用した気配を感じます。(皐月賞はペルシアンナイトで再び同様に内を突いて、今度は馬群を捌きました。😤)

一方で朱鷺Sは、積極的に勝ちに行く競馬をした結果の4着だったと理解しています。このレースでは「勝ってスプリンターズSへの出走権を確保したい」と言う事情があったので、逃げたワンスインナムーンを楽に走らせる訳にはいかず、早めに競って行こうとした結果、息の入らない展開になってしまい、得意の末脚を使うことが出来ませんでした。もう少し脚を溜めていれば、2着は確保できた筈ですが、それではワンスナムーンには届きません。結果的にワンスインナムーンはスプリンターズSでも馬券に絡んだ様に、相当の実力馬であった訳で、勝負を挑んで返討ちにあった格好です。

ちなみに、サザナミが負けた直近5レースの勝ち馬は、ワンスインナムーン,フィドゥーシア,グランシルク,メラグラーナ,サトノアラジンで、普通に重賞を勝ち負けできる強烈なメンバでした。これらの面子に比べれば、今回1人気のナックビーナスは一段下の相手と見ることも可能でしょう。幸いに今回は4人気でマークも薄いでしょうし、気負わずに、かつ気後れすることなく、勝負を挑んで欲しいと思います。

ただ、ちょっと気になるのはここ2戦のパドックの様子です。これまでに無く暴れていることがあり、入れ込み気味になっている気配が見られます。明日は落ち着いて力を出し切ってもらえることと、鞍上が内で詰まらせないことを切に祈っています。理想の展開は、「船橋S」でシュタルケ騎手が騎乗したときの様な、前目から外に持ち出す競馬です。残念ながら、「口取り」は外れてしまいましたが、明日は現地で直接応援する予定です。

PS.
グリーンチャンネルの「競馬コンシュルジュ」を見ていると、コンシェルジュの須田鷹雄さんの◎はサザナミちゃんで、「ナックビーナスは普通に強いけれど、サザナミも差が無い」と言う解説でした。😀

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