今年2作目のプラモデルが完成しました。カドカワのプラモデルシリーズから「青ブタ」の桜島麻衣先輩です。通称カドプラからはアニメの人気キャラクターが多数プラモデル化されていますが、原作がある故に似ているか否かがキットの評価の分かれ目になります。そう言う意味で、カドプラはアタリハズレの幅が大きいと思っていますが、本作の桜島麻衣はアタリと言ってよいキットだと思います。
先ずは素組の状態から。バニーガール姿のモデルはパーツ数が少なく、組み立てに要する時間は極少なくて済みました。部品数の割に価格が高いのが難点ですが、何処から見ても桜島先輩だと認知できる造形は高評価したいと思います。
しかし、造形が良いだけに残念でならないのが可動プラモの宿命である関節構造の露出です。特に股関節の構造は折角のバニーガール姿の艶っぽさを大きく棄損してしまいます。そこで今回の制作では可動構造を捨て、ポージングを定めた上で関節を接着して完全固定。さらに股・膝・足首・肩・肘の関節部をパテで埋めて柔らかい造形に仕立て直しすことにしました。
..と言うワケで完成版がこちら。腰回りから足首まで柔らかな曲線を描く脚線美が作れたと思います。これまでパテは合わせ目やヒケを消すのに使うのみで、今回の様な形を作ることは初経験でしたが、試行錯誤を経てなんとか形にすることが出来ました。全体の出来映えには大変満足しているのですが、鼠径部の皺の入れ方には工夫の余地が残ったと後悔しています
一応今回のプロセスを備忘録としてメモすると、まずエポキシパテを使って関節を埋めた上で凡その形状を作りました。エポキシパテは硬化時間が長いので、整形に時間を取れるメリットが大きかったです。
続いてポリパテを使ってエポパテの荒っぽいところを埋めては削り、段差を消しつつ柔らかな曲線を出して行きました。ポリパテは硬化時間が短く細かい作り込みは出来ませんが、「盛って乾かして削る」のサイクルが短時間で回せるメリットがあると思いました。
そして、最終工程は普段使いしているラッカーパテを用いて細かな傷を消して行きました。ラッカーパテは乾くと引けてしまうのが難点ですが、「細かな傷の修正」には適していると思います。
上級の方はエポパテの段階から造形が作り込めるものと思いますし、今回の自分の工程はパテのあるべき使い方では無いと思いますが、まぁ最終的に形になったのでヨシとします。

続いて塗装レシピについて。まず、脚部のストッキング塗装ですが、フレームアームズガールカラーのベースフレッシュで下地を作った上で、新発売されたラスキウスのストッキングブラウンを用いてグラデーション塗装を行いました。ストッキングブラウンは予めクリアで薄めておき、それを塗り重ねることで透け感を出しつつグラデーションを付けて行きました。
バニースーツと靴は黒のベタ塗では単調になりそうでしたので、ゴールドで下地を作り、EX-02ブラックを濃淡が着くように吹き重ねましたが、最終的な出来栄えを見ると、然したる効果は見られませんでした..。塗装前にバニースーツの作例をネットで探したのですが参考に出来る記事を見つけることは出来ませんでした。
肌色部分は何時もの通りの手法です。フレームアームズカラーのベースフレッシュを下地に、ウェザリングマスターのHとGを用いて血色と陰影を出しています。
そして、本キットで残念なのはデカールが一切付属しないこと。フェイスパーツは付属のタンポ印刷パーツを利用するよりありません。一応、表情は3種用意されているのですが、内2つは違和感が有って麻衣先輩のイメージと異なるため、唯一使えた「困り顔」のパーツを採用しました。
タンポ印刷は瞳だけ残して頬と唇の色を落とした後、輪郭にシャドウを入れて小顔化を図り、チークを塗ってハイライトの白点を打っています。ルージュも中央部にのみ塗って口元が優しく見える様に工夫しました。
小物のトレイとワイングラスは100均等で購入した1/12ミニチュアを塗装して使用しています。(キットの付属品ではありません。)
さいごの画像は、背景をChatGPTで入れ込んだものです。




