5/11日吉特別:ソウルアンドジャズは競馬にならず11着

5/11、東京9R・日吉特別(2勝クラス・ダート2100)に愛馬ソウルアンドジャズが出走しました。鞍上にD.レーンJを確保して結果の期待された本馬でしたが、蓋を開ければ課題が全く解決しておらず、11着に大敗してしまいました。

前走から中3週で臨む本走の馬体重は増減なしの506kg。中間でプール調教を消化して来たソウルアンドジャズでしたが、結果的に絞れた感じはありませんでした。また、パドックには2人引きで登場したこともあってか、前走よりも落ち着いた周回が出来ていました。

しかし、騎手が跨った辺りからテンションが上がってしまったらしく、スタンド前スタートの輪乗りの段階では煩い所を示しており、集中力を欠いた印象でした。

そして課題のスタートですが、これが例の如く決まりません。前走と同じく伸びあがる感じのスタートになり、ポジションを取ることが出来ません。結局、1角を9番手で侵入する形になりました。

前目からの競馬が出来なかったことで、セカンドプランに切り替える必要が生じましたが、前走の様に前との距離を開いて下げるのではなく、馬群に入れての競馬が選択されました。レース前の武井師のコメントによれば、前走の収穫として「キックバックを浴びても問題なく競馬が出来たこと」が挙げられていたことから、鞍上はこの様な選択をされたものと思います。

しかし、結果を見ればキックバックを嫌がる課題は全く解消していませんでした。レース後のレーンJのコメントに依れば「ゲートでソワソワしていてタイミングが合わず後方からとなりました。道中で外に出しポジションを上げていこうと思っていたのですが、キックバックを気にして抵抗感があり、進路が取れませんでした。」とのこと。

「スタートの悪さが改善しない上に、キックバックも嫌がってしまう」となると、名手D.レーンを以てしても全く競馬にすることが出来ません。レースに参加しないまま11着に大敗してしまいました。

2勝クラスに上ってから3戦全てが同じ敗因で敗れており、陣営には対策を考えて欲しい所です。キックバックを避けるために先行策を取らせるならスタートを改善が必須ですし、スタートを諦めるならキックバックに慣れる必要があるでしょう。前走後のコメントで木幡巧Jが「馬具を工夫しても良いのでは?」の旨のコメントをされていた様に、ホライゾネットを着用することも選択肢の一つになる気がします。

このまま問題点が気性難に求められると「夏休みを兼ねて去勢しましょう」みたいな話が出てくる予感がするのですが、その前に「馬具の工夫」や「(調教から跨れる)主戦の固定」などを優先して欲しいと思います。先ずは結果を出してくれた丹内Jに手を戻して貰えればと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする