GF出資馬の近況 2024/5/22

GF出資馬の近況 2024/5/22:ローズボウル、アレグロモデラート、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ソウルアンドジャズ、ビクトリーフォース、サミアド、コンサートツアー、ダウントゥアース、レディオンステージ


1.ローズボウル

5/19、エアグルーヴC(東京・ダート2100)に出走しましたが、スタートで後手を踏んでしまい、競馬にならないまま終了してしまいました。レース後の脚元に問題は見られませんが、今年は既に5戦していることと体質的に夏季は弱いことから、秋競馬まで放牧に出される見込みです。

2.アレグロモデラート

5/19、パールS(京都・芝2000牝)に出走しましたが、序盤の折り合いを欠いてしまい8着に終わっています。武井師のコメントによれば「レース後の馬体確認を行いましたが、やや歩様が硬いぐらいでした。次走は中3週ぐらいでの競馬を考えていますので、ここで一息入れるつもりです。」とのこと。短期放牧とのことですが、中3週で競馬と言うことはマーメイドS(京都・G3・芝2000ハンデ)が次走目標となる様です。

3.ダイヤモンドフジ

ドラゴンFにて放牧が続けられています。蹄底の痛みは3/4蹄鉄に打ち替えたところ治まったとのことで、この中間は元のペースに戻して乗り込みが行われています。現在のメニューは坂路17秒ペースとスローキャンター4000Mの軽目ですので、復帰にはまだ時間を要しそうです。

4.スマラグドス

今週の桃山S(京都・3勝クラス・ダート1900ハンデ)への出走を目標に在厩のまま調整が続けられています。2週前の上賀茂Sを除外されてのスライドのため、追い切りは軽めに留められています。出走16頭に対して登録馬23頭ですが、本馬の出走は確定しています。注目していたハンデは55kgに決定。トップハンデが57kgですので、まぁまぁ良い所が貰えたと思います。なお、鞍上は田口Jの継続騎乗が決まっています。

5.ソウルアンドジャズ

函館1週目の1勝クラス(芝2000)を目標に、美浦TCで調整が行われています。5/22、美南Wで追い切って、67.0-51.8-37.1-23.5-11.4(位置6、強め)を計時しています。武井師のコメントによれば「道中は前向きでもコントロールが出来ていて、折り合い面も問題なく、身体を使って力強く走れていました。終いはやや遅れましたが、併走馬に騎手が騎乗していたので心配は要りません。」とのこと。なお、当日の鞍上には富田Jが手配されています。姉と同様、好相性になって欲しいところです。

6.ビクトリーフォース

5/18、東京・未勝利(芝2000)に出走。4角までは好位で競馬を進めることが出来ましたが、直線で早々に一杯となり殿負けを喫してしまいました。ダートから芝に戻しての変わり身を期待したレースでしたが、期待した結果は得られませんでした。本走の内容を踏まえて協議の結果、本馬のファンド解散が決定しています。

7.サミアド

5/26の東京5R・3歳1勝クラス(ダート1400)への出走を目標に、在厩のまま調整が続けられています。5/22、美南Wで最終追い切りが行われ、69.2-54.2-39.0-24.4-11.7(位置9,馬なり)を計時しています。竹内師のコメントによれば「中1週でも疲れは無く、最後まで楽な手応えで走れていました。今回は叩き2走目なので、上積みを以てレースに臨めると思います。」とのこと。想定をみると出走が確定しているのか微妙な感じがしますが、鞍上には松山Jが確保されており陣営の意気込みが感じられます。

8.コンサートツアー

エクワインRにて育成が続けられています。この中間は坂路18秒ペースを中心に17-16まで乗られており、並行して低酸素室でのTM運動も続けられています。現在の馬体重は471kgで、微妙に減少傾向ではありますが、乗り込んでのものなので問題はなく、むしろ牝馬にしては飼葉食いが良いとのこと。また、問題の右前球節については定期検査を続けており、5/8のレントゲン検査でも異常は認められていません。頓挫により進捗の遅れていた本馬でしたが、秋ごろの移動に目処が立ってきたとのこと。

9.ダウントゥアース

チェスナットファームにて育成が続けられています。この中間は周回ダート2800Mと週1回の坂路を16-14の強目で乗られています。牧場スタッフのコメントによれば「まだ緩い面は残していますが、坂路でスピードに乗せるとダイナミックな走りが出来ています。この時期の2歳馬としては充分な動きで、馬体がしっかりとすれば更に良くなりそうです。」とのこと。注目の移動については、猛暑の期間は北海道で過ごすことになる様です。

10.レディオンステージ

社台Fにて育成が続けられています。この中間は週3回坂路入りして16秒ペースで乗られています。牧場スタッフのコメントによれば「徐々にペースアップし、坂路2本目に3F46秒まで負荷を強めております。この調教もだいぶ慣れてきて余裕も出てきました。」とのこと。一方で、坂路の前進気勢が強すぎるため、我慢を覚えさせながらの調整になっている模様。現在の馬体重は534kgで、再び増加傾向に変わったことは気になるところです。

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