YGG出資馬の近況 2023/5/17

YGG出資馬の近況 2023/5/17:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、クリスタライズ、リナリア


1.ラインオブフェイト

5/21の高瀬川Sに特別登録し、美浦TCにて調整を続けています。登録馬は全24頭になりましたが、休み明けになる本馬には十分な節があり、出走は確定しています。また、注目のハンデは53Kgとなり、近走の成績から有利な筋量が競ってされています。この斤量で1年前位の走りが出来れば、十分に上位で戦うことが出来そうです。

5/17、最終追い切りが何時もの美南Pで行われ、67.0-52.5-38.2-11.3(位置7,強めに追う)を計時しています。時計の方も何時と同等の数字が出ており、自分の競馬の出来る状態にはありそうです。

2.ドライスタウト

さきたま杯(Jpn2)への出走が確定していたのですが、この中間でクモズレが発生し、「歩様にも出ている状況」とのことから、出走は回避される見通しです。なんとも順調に使えないところが歯痒いですし、これだけ続くと管理体制にも疑問の眼を向けざるを得ない印象です。例えば今回のケースでも、クモズレの話は一切過去に上がった記録はなく、出資者から見ると降って湧いた情報なのですが、陣営のコメントでは「元々悪かった」とされており、それならば相応のケアをして来たのか疑問を感じずにはいられません。

「レース後も特に問題はありません。週明けにチャンピオンヒルズに放牧に出す予定です。」と言って放牧に出した経緯とは話が違っている様に思えてなりません。

3.トレブランシュ

森本Sにて放牧を続けています。この中間も坂路を15秒ペースで乗られており、テンションも落ち着いて良さそうな状態に見えます。状況次第で北海道競馬に滞在で使う話もあり、想定通り6月に移動して欲しいところです。

4.レーヌドゥール

デビュー戦に向けて、美浦TCにて調整が続けられています。5/17、美南坂で追い切りを実施して、53.9-39.1-26.0-13.4(一杯に追う)を計時しています。一杯に追ってラストが13.4と言うのは相当厳しい数字ですが、動画を見るとかなり左右にブレた走りになっており、これを真っ直ぐ走れる様にすることで、時計を詰めることが出来そうです。

これに関して尾関師からは、「併せるとモタれる。」と指摘されていますが、「あんな格好をしてても時計的にはこれくらい動けているので、それなりにやれるタイプなのかなとは思う。」ともコメントされており、ここに一縷の望みを掛けたいと思います。

5.クリスタライズ

道営・佐々木厩舎にて調整を続けています。この中間も坂路を15-15で登坂しており、状態は変わらずに良好な感触です。

一方で、流動的に語られてきたローテーションについては、栄冠賞を目標にしつつ、その前に6/8のウィナーズCを挟むことが決まりました。これは、栄冠賞に直行すると間隔が空き過ぎることと、函館2歳Sへの出走を狙う場合に、認定勝ちが一発勝負になってしまうことからの判断であり、認定勝ちを第一目標にする作戦と言うことになります。

何れにしても積極的な作戦はウェルカムです。

6.リナリア

岩城Sにて育成が続けられています。この中間もゲート確認が行われていますが、「だいぶ良くなっています」とのことで、既に大きな問題は無さそうです。牧場にて撮影された動画でも落ち着いた駐立が出来ており、精神的には随分と成長した印象を受けました。

一方で、歩様は相変わらず柔らかく、駐立写真に写る姿も良い感じに馬体の成長を感じさせます。確かに緩さは残るのですが、それも柔軟性の裏返しとして、本馬の伸びしろと考えたいと思います。

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