11/20霜月S:ドライスタウトは8枠14番

11/20、東京11R・霜月S(OP,ダート1400)にて、愛馬ドライスタウトが6ケ月振りの復帰戦に臨みます。デビュー3連勝で臨んだ兵庫CS(Jpn2)のスタートで脚を滑らせたことが悪夢の始まりで、馬体の痛みこそ軽減してもレースに使える状態には戻すことが出来ず、結局、貴重な3歳の時期を棒に振る形になってしまいました。

しかし、これを逆説的に捉えれば、ここまで我慢して馬体優先で進めて来た陣営が出走に踏み切った以上、「十分に戦える状態に仕上がった」と陣営は判断していると考えられます。決して、見切り発車である筈がありません。

そして、このレースの展望については考える意味が無いと思っています。本来ならば、ドライスタウトは来月のチャンピオンC(G1)に出走していて、何ら不思議のない馬です。それが武蔵野Sを回避してOPまでレースレベルを落として来た時点で、これは絶対に勝たなければいけないレースです。実際に相手関係を見回しても、OPクラスですら確勝級と言える馬が出走していませんから、「展開や能力を考えること自体に意味が無い」と言うことです。

即ち、ドラスタウトが本来の力を取り戻していれば、ここは単なる通過点ですし、未だに故障を引きづっていれば、古馬OPの壁に阻まれて馬券外に飛ぶことになるでしょう。「全てはドライスタウトの出来次第」です。

そうなると問題は仕上がり状況ですが、本馬は9/10に牧浦厩舎に帰厩して、実に2ヶ月以上の乗り込みが続けられました。これは外厩の発達した近年の競馬では破格の扱いと言えますし、乗り込み不足は有り得ません。繰り返しになりますが、陣営が出走を決断した以上は戦える状態にあると考えられます。

一方で、気になるのは追い切りに騎乗した戸崎Jがされた「ベストの状態には戻っていない」の意味のコメントです。確かに、精神的な部分は休みボケの懸念が残りますが、馬体の状態とは話が別だと思っています。実際、Bookの調教評価は本馬が唯一のA判定ですし、競馬新聞に掲載された牧浦師のコメントでも、「休み明け感は否めませんが、悪くないです」と記されています。基本的に牧浦師のコメントは控え目ですから、このコメントは十分なレベルと考えて良いと思います。

今回のレースでは、本馬の基本能力は1枚も2枚も上ですから、あとは本馬場に入って闘争心が戻って来れば、ドライスタウトの復活する姿を見ることは、難しいことではないと思っています

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