出資馬の近況 2019/10/17

1.レーヌジャルダン

セグチレーシングSにて放牧中。周回コース1800~2400と坂路で強め(16-15)を3本のメニューで乗り込まれています。強めにも慣れて、飼葉も食べられており、体重も増加傾向とのこと。文字面からは大分状態が上がって来ている様に見えますので、そろそろ帰厩の声が掛かっても良さそうなのですが、次走の予定は未だ明らかにされていません。11月中~後半の東京になると思うのですが…?

2.アメリカンツイスト

山元TCにてリフレッシュ放牧中です。現在は坂路を改修工事中とのことで、馬場でゲートから1000M走って、そのまま坂路の一部を200~300走ると言う、変則メニューで乗り込まれています。只、ゲートから走り出しているところは、ゲート難の対策と思われます。牧場担当者のコメントに依ると、「去勢の効果もあり、レース後の歩様の硬さや力みが取れるのが早くなったようです。」とのこと。11月末からの中山開催を目指して、テンションを上げない様に、ゆっくりと仕上げて行くものと思います。

3.アルジェンタータ

中央復帰を目指して園田に移籍したアルジェンタータですが、明日10/18の園田7R・C2二(ダート1400)への出走が確定しています。早期の復帰を念頭にメンバーレベルの低い園田に移籍をしたものと思っていますが、今走は出走10頭中の8頭が中央から都落ちした3歳馬と言う、園田とは思えないメンバ構成になってしまいました。但し、実績的にアルジェンタータと互しそうな馬はプラチナポセイドンのみと思われます。このプラチナポセイドンは芝・ダートの両方で馬券内を確保している馬ですが、体質的に問題があるのか続けて使うことが出来ていません。今走も前走から3ヶ月以上の間隔が空いていることから、果たして何処まで仕上がっているのかがポイントになりそうです。

基本的にはアルジェンタータが持てる力を存分に発揮できれば、普通に勝ち負け出来ると見ていますが、問題は2番枠とスタートです。下手に出遅れてしまうと最後方から回らざるを得なくなる可能性がありますが、そうなると1400への距離短縮が厳しく影響しそうです。幸い、鞍上には昨年のNARリーディングの吉村騎手が確保されていますので、ここは上手に乗って貰ってアルジェンタータに初勝利をプレゼントして欲しいと願っています。

4.スターリーパレード

在厩のまま調整を続けており、前走と同番組である10/27の新潟・1勝クラス(ダート2500)への出走を目標に進められています。この中間も順調で、栗東坂で55.1-40.4-26.3-13.1(強めに追う)を計時しています。準オープン馬のイペルラーニオ(一杯)と併せて同入を果たしており、相変わらず坂路ではよく走れています。

5.ナショナルアンセム

出遅れていたナショナルアンセムですが、10/12、漸く美浦TCへの入厩を果たしました。しかし、坂路入りを開始すると同時にゲート試験を開始したところで挫石を発症。「少し時間が掛かりそう」との見立てから数日で再放牧に出されるハメとなってしまいました。再放牧になることは想定内でしたが、まさかゲート試験もクリア出来ずにUターンするとは思いませんでした。この辺り、順調さを欠いてしまった馬の典型的な悪い流れを感じます。
一方で、週末に跨った助手のコメントによると「背中が良い馬なので、競馬が楽しみです。」とのことなのですが、個人的に「背中が良い」と言うコメントを見ると、可愛くない赤ちゃんを「元気な赤ちゃんですね」と褒めるのと同じ空気を感じてしまいます..。😓

PS.今回の座席は調教中の事故ですので、見舞金の対象になる気もするのですが、ゲート試験にも受かっていない仔でも同様なのでしょうか..? 仮に挫石が無くてもデビューは3ヶ月先だったと考えれば、これで3ヶ月休養の見舞金が貰えると美味しいのですが、果たして…?

6.ルヴァンヴェール

11/16の東京での復帰を目標にケイツーステーブルにて調整が続けられています。現在のメニューはキャンター4000Mと坂路(15-15)を週2回ですが、ペースを上げても飼葉の量が落ちることが無く、調子を上げて来ているとのこと。恐らく、月末には帰厩の流れになるものと思います。

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