6/29、福島2R・未勝利（ダート1700牝）に愛馬アルジェンタータが出走します。今年からスーパー未勝利が無くなったことから、未勝利戦も残すところあと２ヶ月、もはや後が無くなりました。ここからは内容よりも結果が全てのレースになりますから、運でも何でも味方にしなければなりません。
そう言う意味ではこの時期のレースでフルゲートを割れたのは僥倖でした。さらに、フルゲートを割れただけあってメンバーレベルも低調ですが、アルジェンタータ自身がその低調なメンバーを構成する１頭ですので、決して楽観できた話ではありません。現時点で単勝4.1倍の２人気ですが、これは鞍上の評価が加わっての過剰人気の感触です。
もっとも、１人気のパルスレートの単2.1倍も押し出された人気であって、明らかに買われ過ぎでしょう。展開一つで結果が転んでくる、差のないレースになると見ています。そう言う観点では、内枠から楽逃げを狙う野中騎手騎乗のパルスレートに対し、それを良しとしない同期の鮫島（克）騎手が突っかける展開になれば、後方で脚を溜めるアルジェンタータにも勝負の目が出てくる筈です。あとは戸崎騎手のリーディング３位の力を信じるよりありません。
最後に、予想外だったのは馬場状態です。金曜日正午の時点で、ダートは良馬場の発表でした。午後からは雨が降ったようなので、少なくとも稍重にはなったものと思いますが、「重」までは進行しないかもしれません。最終的に馬場状態がどうなるかも、勝負の綾になりそうです。