5/21、愛馬ルヴァンヴェールが新潟8R・１勝クラス（ダート1200）に出走します。前走でスタート直後に前をカットされる不利を受け、想定外のポジションからの競馬を強いられたルヴァンヴェールとしては、同条件で仕切り直しの一戦となります。鞍上も小沢Ｊが継続して手綱を取ることになりました。
前走の展望でも書きましたが、このレースもポイントは先行ポジションを確保出来るか否かに掛かっています。新潟ダート1200の特徴はタイトなコーナーでスピードが落ちることで、結果的にここで確実に息が入ります。先行馬にとってはこれが大きく、最後の直線で止まらずに粘り込むことに繋がります。言い換えれば、後方からの競馬では差し届くのは難しいコースであることを意味しています。
前走はこの肝心なポジション取りで不利を受けた結果、６番手からの競馬を強いられることになり、追い上げるも0.3秒届かずの３着が精一杯の競馬でした。そう言う意味で、今走もスタートを決めることが最重要事項ですが、気になるのは前走と同じく１人気馬が１つ外枠に入っていること。これに前を押さえられると前走の二の舞が懸念されます。只、基本的なテンのスピードは隣枠ゴイゴイスーよりもルヴァンヴェールの方が高いと考えられますし、末脚に勝るタイプのゴイゴイスーとしても、無理にハナを奪いに来ることは無いと思います。
恐らく、逃げに出るのは12番テイエムハヤテオーと15番ドゥーベになると予想します。この２頭が争うなら、ルヴァンヴェールはその後ろ３番手を確保するのが理想的です。一方で、望外の好スタートを決めて先頭に立てる形になれば、逃げてしまう手もアリだと思います。
末脚勝負になるとルヴァンヴェールは上位人気のゴイゴイスーとヒロノクイーンに及びませんので、勝利に拘るのであれば、この２頭より前で競馬をすることが必須条件です。コーナーで息を入れられることを信じて、鞍上には積極的にポジションを取りに出る競馬を期待します。