1か月振りのプラモデル制作報告です。少しペースが上がって来ました。今回制作したの MaxFactory の新ブランド PLAMATEA からリリースされた「初音ミク Happy 16th Birthday Ver.」です。
PLAMATEAシリーズと既存のPLAMAXシリーズの差別化ポイントは良く判らないのですが、他社IPキャラクターのモデル化をPLAMATEAとして切り出したのかもしれません。本モデルは初音ミクの16歳の誕生日をテーマに制作されたフィギュア「初音ミク Happy 16th Birthday Ver.」をプラモデルに仕立て直したものになります。
個人的に、先日、NHKプロジェクトXの「初音ミク誕生秘話」の回を見まして、それに触発されて積んでいた本キットを制作することにしました。
まずは素組の状態。パーツの色分解は最小限ですが塗装をしなくても普通にカワイイです。髪の毛と袖のパーツはクリアパーツになっていて、そのままでも独特の質感があります。
パーツ数は比較的少なめで組み立ては容易と思ったのですが、特に髪の毛パーツの嵌め合わせ精度が悪く、干渉の解決と合わせ目消し作業に相当な時間を要しました。
そして塗装ですが、今回は初音ミクが初めて世に出たボカロソフトのパッケージイラストをイメージして塗ることにしました。
最大のポイントはミク・グリーンとも呼ばれる例の緑色。キットの成型色はセルリアンブルーに近い色でしたが、自分のなかのイメージではもう少しグリーンに寄っている様な気がしました。そこで今回は、セルリアンブルーにエメラルドグリーンを加えた緑色を調色してベースカラーにしています。(過去にはガイアカラーからミク・グリーンとして専用色の販売があったらしいのですが、現在は廃版で入手は出来ませんでした。)
髪の毛のグラデーションにはエアブラシではなく、パステルを使用しました。その理由は髪の毛のパーツが大きくて細かく、細部のグラデーションが自分のエアブラシ技術では高難度に思えたこと。パステルの筆塗り付けならば細かい作業も容易かと考えて、初挑戦しています。
手順としては、ベースカラーを塗ったパーツに艶消しクリアをコートすることで、パステルの乗りを良くしておきます。パステルには Faber-Castell社の Soft Pastel 24色セットから濃緑・青緑・黄色などを適当に塗り重ねてグラデーションを表現しました。
最初は全く色が乗らずに苦戦をしましたので、その対策を備忘録として残します。まず、パステルを削るときは可能な限り細かい粉末に削ること。粒子が大きいとパーツに留まってくれません。自分は100均で茶こしを購入して磨り潰すことで改善しました。
次に筆も力が加わるものが望ましいです。イメージはドライブラシ用の筆が近いと思いますが、高価なものは不要なので、100均で安い平筆を購入し毛先を半分くらいに切ってしまうのが良いと思います。筆にパステルを付けるときも少量ずつ付けるのではなく、筆でパステルの粒子をつぶしながら筆に付着させると乗りが良くなりました。
これで髪の毛に明暗は付けられたのですが、「グラデーション」と呼ぶには色の変化が急峻になり過ぎました。もう少しなだらかな色調変化に抑えるため、最後にベースカラーをクリアで薄めたものをエアブラシで塗布することで全体を馴染ませて仕上げました。
袖のクリアパーツは光沢トップコートを吹いて艶を出したのみ。袖を透けて腕が見えるギミックは残しました。
トップスとスカートはメタリックグレイをベースにプリーツ部分に濃淡を付けるイメージでいたのですが、これは明らかに失敗。手順としてはグレー下地にシャドウを入れた状態から、クレオスのダイヤモンドシルバーを吹いたのですが、下地の濃淡が甘く、重ねたダイヤモンドシルバーの隠ぺい力が勝って、シルバー単色に見えてしまいました。
背面の羽状のパーツは成型色の白のままではディティールが見えないため、ドライブラシの要領で緑のパステルをパーツのエッジに載せて、その上からダイヤモンドシルバーでコーティングしています。ボディと同じダイヤモンドシルバーですが、こちらはベースが白なので銀色にはならず、パール塗料の様に発色しています。






