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2008年05月 アーカイブ

2008年05月04日

とにかく強い

色々と有った一週間でしたが、総じて見れば世界の株式は強かった。やはりポイントはFOMCの動向だったと思いますが、注目の金利は予想通りの-0.25%で決着。当日はバーナンキ議長から利下げ打ち止めを明確化するだけの発言が無かったという所で、株価は失速しましたが、翌日は再評価されなおしたのか、急反発。

もう一方で激しかったのがコモディティの動き。利下げ基調からの転換を見越して、商品市場に退避していた資金が株式に向かった可能性が高いですが、週初から厳しい下落。原油、ゴールド、穀物が一斉に下がりました。これで厳しい展開となったのがこれらに関連する市況株で、保有するGDX・MOOが大きくやられてます。

只、利下げの打ち止め間が示されなかったことで、このコモディティの下落も一服した模様。金利の影響が大きいゴールドはイマイチですが、原油と食料はリバウンドして来ています。

そんなこんなで日本株も米国に引きずられて堅調。円安基調も手伝って、上値抵抗線に沿ってスルスルと上昇。ついに14000円台を回復してします。次の目標は14105円で、ここを越えれば中期的な上昇トレンドがキープされたとみなせます。このまま、月曜日にマーケットが開いてくれれば、この14105円は軽くクリアなんですが、幸か不幸かGWで相場はお休み。全ては月・火のNYの動き次第と言うことでしょう。


..でもって先週のトレードの記録。日経が14000円台を回復したところで、予定通り「ブル2.5倍日本株ポートフォリオ」の一部をマネーファンドへスイッチング。もし、このまま相場が上昇するなら、日経が500円上昇する毎に、マネーファンドへスイッチングを続けます。逆に下降するなら、500円下降する毎に、ブルファンドを買い戻して行きます。更に、騰落レシオが80台を付けたら、全面的に買戻しを計る予定。

後、先に処分した「上方修正バスケット」の代わりとして運用をスタートする「グロース系銘柄バスケット」の銘柄選定を開始しました。まだ打診買いのレベルですが、銘柄を選定して仕込みを開始しています。(これに関しては別エントリーで。)

最後に、J-REITファンドを少し売って、グローバルREITに切り替えて見ました。米国の利下げ打ち止めを見越して、そろそろかなと思ったのですが、素直にJ-REITで粘る方が正解だったかもしれません。(週末高騰しているし..。orz)


海外の方はMOOの比率を落として、その分でDBAの比率を上げました。また、食料関連全体の割合を少し落とし、利益確定しています。(GDXは只管ホールド。って、すでに含み損だし..。)

一方、ベアのQIDを処分してXROを購入。これでフルロングへ転換ですが。これはこれで成功でした。あとは、台湾株がモタモタしているのを受けて、EWTとDGSを買い増ししています。


しかし、先週はブラジルが大きく騰げました。国債の格付けが投資適格と判断されたことがターニングポイントで、EWZは月曜日の底から週末に掛けて10%超もの反発でした。ボックス圏を抜けて、別のステージへ突入です。

2008年05月07日

CAFに再エントリー

上海市場の底堅さに反してCAFの動きがイマイチ冴えません。..と言う所で、再びCAFにエントリーすることにしました。直近の急騰で大幅なディスカウントこを解消してしまいましたが、それでもディスカウント状態であることには変わり有りません。(今の時点で-10%弱の筈。)

資金源としては、DBVとGAFにナンピンで次ぎ込んでいた分を利益確定して、これに充てることにしています。

「グロース系銘柄バスケット」運用開始

先に運用を精算した「1Q上方修正銘柄バスケット」に代え、これを「グロース系銘柄バスケット」として再構築することを考えます。

「1Q上方修正銘柄バスケット」としては、島精機製作所・ダイキン工業・JUKI・グローリー・スタンレー電気・富士フィルム・生化学工業・日野自動車・アイシン精機・コニカミノルタの10銘柄で構成して来ましたが、現在は、島精機製作所・JUKI・生化学工業・日野自動車・コニカミノルタの5銘柄を損切りし、残りの5銘柄を継続ホールドしています。これに対し、新たに5銘柄を加えて、新規のバスケットとして運用しようと言うのが今回の計画。

バスケットのネーミングは「グロース系銘柄バスケット」としましたが、実際の所、グロースの定義というのはハッキリしません。バリューじゃない銘柄をグロースとする向きもありますが、それではグロースにとって、あまりに不利な話です。
株価が割安な銘柄をバリュー、割高だけど成長力の高い銘柄をグロースとも言われますが、それでは、"割安で成長力の高い銘柄"はバリュー銘柄であって、グロース銘柄では無いのか..? 流石にこれはグロースに不利過ぎです。

..と言うワケで、ここでのバスケットの銘柄選定の基準は次の通りとすることにします。

 ・増収増益基調であること。
 ・他社に対する差別的な技術/優位性を有すること。
  (若しくは今年の投資テーマに合致すること。)
 ・東証1部銘柄であること。
 ・出来れば世界的なシェアを有していること。
 ・PBRの水準は問わない。
 ・PERは出来れば低い方が良い。
  (ここ1年で不当に売り叩かれている銘柄が望ましい。)

これを踏まえて、バスケットに新規追加する5銘柄を次の通りに選定しました。

 - 大阪チタニウムテクノロジーズ(金属チタン世界1位)
 - アサヒプリテックス(貴金属リサイクル)
 - 日本電波工業(水晶デバイス世界2位)
 - 太陽インキ製造(プリント板レジストインキ国内1位)
 - 日本触媒(アクリル酸・高吸水性樹脂で世界1位)


ついでに、既存の5銘柄をホールドする根拠も以下に整理。

 - ダイキン工業(エアコン世界2位、エコキュート)
 - グローリー(硬貨/紙幣処理機、タスポ)
 - スタンレー電気(LED照明)
 - 富士フィルムHD(事業拡大、M&A)
 - アイシン精機(AT世界1位)


全体構成として見るとセクターの偏りが感じられますが、銘柄選定基準上から止むを得ないと判断します。

2008年05月08日

CAFから撤退

ん~。CAFの打診買いは完全に裏目でした。

って言うか、ここから大型IPOのロックアップが外れる案件が連続するなんて知らなかったし...。(おぃ)

..つーワケで、傷の浅いうちにCAFは即効で損切りました。尚、売った資金でEWTの更なる買い増しを敢行してます。やはり、今は中国より台湾でしょうと言うことで...。(本当にいいんか?)

2008年05月12日

下値模索モードへ

妙に強い相場が続いていましたが、遂にと言うか、先週は普通に弱い相場へと商状が変化してしまいました。実際、米国の指標関連は悪いながらも予想を上回るものが多かったのですが、株式相場は下げています。

逆に反発し返したのがコモディティ。原油は再び最高値を更新。ゴールドもドルの下落を受けて反発基調に転換しています。穀物も弱いながらもプラスに転じ、結果、コモディティ相場はまだまだつづくことを印象付けています。(ホールド継続しているGDXも、なんとか含み損状態を抜け出してくれました。)

一方、米国の株式市場の弱気と円高基調を受けて、日本株も失速。14209円の高値を付けて上値を切り上げた所が今回の天井で、結局金曜日の終値は13655円まで下げてしまっています。
日本株の下落の直接原因はトヨタを筆頭にする、今期見通しの悪化だと思われます。しかし、4月末頃は今期予想が悪くても、予想が保守的と判断されてむしろ上昇するパターンが多く見られました。これに対して、金曜日の素直な(?)下落は、やはり相場の流れが弱くなっていることを示すものと言えるでしょう。結果的に、今回もまた「騰落レシオに従うのが正解でした」という結論になりそうです。

ちなみに、この時期の下落の根拠の1つとして、常にヘッジファンドの解約対応のポジション整理の話が出てきます。そういう点では今年も5月15日を意識する展開になるのかもしれません。

..で、問題は日経が幾つまで下がると予想するか?チャート的には2つ下の窓を埋める13053円がポイントになると予想します。13500円台で止まってくれることを期待するのはちょっと無理そう。同様に日経平均をドル建てで見ると、US$128.63が2つ下方の窓の上限。ドル円相場が102円で耐えてくれれば、日経平均13120円辺りで下げ止まってくれるかもしれません。


と言う所で、先週のトレードと今週の計画。

まず日本株について先週は取引なし。今秋の予定としては、日経は基本的に↓を模索すると思ってますので、13000円を目処にキャッシュファンドへスイッチしてある資金を「ブル2.5倍日本株ポートフォリオ」に再スイッチすることを考えます。(但し、全てのキャッシュファンドをブルファンドへスイッチするのは、トウラクレシオが80台以下に下がるのを待ってからとすることにします。)

同様に、仕込みに着手した「グロース銘柄バスケット」も一旦は様子見とし、騰落レシオが80台まで落ちるか、日経が13000円を割るのを待つこととします。
(しかし、組み入れ予定の日本電波工業が来期見通しを受けて、1日で15%弱の急落をしてしまいました。これを以って、バスケットの構成を変えるつもりはありませんが、追加の仕込みのタイミングについては、焦らずに底を見極めてから実施して行きます。)


一方、海外の方は、別エントリーで経過を記した通り、CAF仕込んだものと即ヤラレ。結局ポジションを解消してしまいました。その分の資金はEWTに更に突っ込んでいます。

先週は海外の株式市場は全体に低調でしたが、唯一の例外とも言えるのがロシアの市場。原油の高騰を受けてのものなのか、急騰して株価の水準を一段上に引き上げる結果となっています。
逆に、原油が足を引っ張った気配なのがインド市場。手持ちのインド株関連銘柄は再び含み損へ転落してしまいました。


ところで、今秋の予定として個人的に注目しているのが、13日にWisdomTreeから組成される外貨ETF。(って言うか、原理的にはETNか。)中国元・インドルピー・ブラジルレアル・日本円・ユーロの5銘柄ですが、注目はやはり中国元・ブラジルレアル・インドルピーでしょう。これらの通貨は日本から投資することはこれまで困難だった代物ですが、漸く単独でポートフォリオに組み入れることが可能になります。

個人的には中国元とブラジルレアルをポートフォリオの一角に組み入れることを計画しています。資金的にはFAXとPCYを処分して中国元とブラジルレアルを同額ずつ仕込んでみる予定。

2008年05月16日

一番売れてる株の雑誌ZAiが作った「株」ゲーム

zai_game_01.gif読んで字の如く、マネー雑誌ZAIが作成した株取引をテーマにしたボードゲームです。正直、これ程までにダサいネーミングのゲームを見るのは初めてです。^^;
以前より、このゲームのレビューだけは当ブログで書かなければならないと言う、勝手な使命感だけはあったのですが、ようやくそれを記すことにします。

さて、いきなりこのゲームの評価ですが、一言で言って「惜しい!」

日本国内で商業ベースとして販売されるボードゲームで、まともなものは全て外国製。日本製のゲームは評価にも値しないと言うのが、偽らざるところ。
そういう意味で、このゲームは間違いなく日本製でありながら、そのゲームメカニクスの中にもオリジナリティが確かに感じられます。これだけでも、正直評価できる内容です。

では何が「惜しい」のか? それは、ゲームのデベロップメントが甘いのです。基本アイデアに独創性があり、ゲームとしての素性も悪くない。しかし詰めが甘く、ゲームバランスを損なう部分が存在しています。発売時期を急ぐ余り、テストプレイ時間が十分に取れなかったのかもしれません。以下、その詳細を述べてみます。


■ゲームの概要

ゲームボードの外周にはモノポリーの様にマスが設けられており、更にこのマスにコースカードと呼ばれるカードを配置すると、ゲームボードが完成します。このギミックにより、ゲーム毎に異なるボードで遊ぶことが可能になります。

この様な仕掛け自体はオリジナルとは言えませんが、工夫が感じられるのがコースカードが赤と青に色分けされている点。この赤がブル相場を表し、青がベア相場を表し、外周の1周が1年間を表すのですが、この赤と青の分布を俯瞰して見ることで、1年間の何処でベアが来てブルが来るのか、相場の流れを予測することが可能になる様になっています。

手番のプレイヤーはサイコロ(通称ZAIコロ^^;)を振り、出た目の数だけ時間駒と呼ばれる駒を上記コース上で移動させます。即ち、一般的なゲームのように、プレイヤーは自分用の駒を持っておらず、単に時間の流れを表す駒を移動させることが出来るだけです。そして、この時間駒がコースを1周すると1年経過。2年経過するとゲーム終了となります。

各プレイヤーは自らの手番であるか否かに関らず、サイコロが振られる毎に株の売買を行うことが出来ます。即ち、株式の売買の機会は常に全プレイヤーに平等に与えられます。これは、実際の株取引に近づける処置だと思われます。尚、株を買うのも売るのも、一部の例外を除いて、基本的にプレイヤーの自由です。但し、株の売買には手数料が発生します。この手数料のルールはゲームに無駄にリアリティを持たせるだけのものでは無く、ルール上有意な仕掛けになっています。

そして、このゲームには全部で9つの上場企業が登場します。更に、この9つの企業は、安定企業・普通企業・通常企業の3種に分類されます。要するに安定企業は株価の安定した、損もし難い代わりに儲けも出し難い会社。逆に変動企業は値動きの激しい新興企業。普通企業はその中間を表します。尚、変動企業だけは配当金が支払われません。
(企業の中にカブト自動車が在るのは、「気まぐれコンセプト」のファンには嬉しい所。出来れば白くま広告社も欲しかった。)

サイコロが振られる毎に時間駒が移動し(注:0の目が出た時は動かない)、移動先のマスに従ったイベントが実行されます。例えば、時間駒が赤(ブル相場)のマスに止まると、ブルのイベントが発生し、基本的に株価が上昇します。青はその逆。

さて、このゲームを最も評価できる点は株価変動の仕組みにあります。このゲームでは1つの企業の株価を、実際の株価と理論株価の2つで表現するのです。そして、実際の株価は理論株価に近づく方向に推移する特徴を持っています。要するにこれはバリュー投資の概念であり、理論株価と実際の株価が乖離するほど、上昇余地(又は下落余地)のある株式を表すことになります。

この2つの株価の併せ持つシステムは、私の知る限り海外の作品でも見たことがありません。ボードゲームとしては非常に独創的なアイデアであり、かつ有用なメカニクスとして評価に値すると思います。


このシステムを利用して、プレイヤーは株価の上昇と下落を予測し、株式のトレーディングを行いキャピタルゲインを稼いで行きます。また、1年の内には中間決算と本決算の2回があり、ここでは配当金が支払われ、インカムゲインを獲得することが出来ます。

そして最終的には、2年目の本決算が終了した時点で資産総額が最も高いプレイヤーが勝者となります。


zai_game_02.jpg■ゲームの戦略について

基本的には理論株価と実際の株価が乖離した、株価上昇余地の高い銘柄を仕込み、キャピタルゲインを狙うべきです。また中間決算と本決算では確実にインカムゲインを獲得することも重要です。
実際と同様に、分散投資を図ることは極端な損失を抑える効果がありますが、その分、大きく利益を出すことも出来ません。従って、負けそうになったら、少数銘柄に集中投資する手は有用です。


■問題点について

ここまでは、比較的好意的な記述を続けてきましたが、本ゲームにはボードゲームとして評価するときに、幾つかの問題点があり、そのなかの幾つかは、決して小さい問題ではありません。以下、問題点を列挙して見ます。

(1) 配当金が支払われても、株価の配当落ちがありません。即ち、ほぼノーリスクで
  インカムゲインを得ることが出来ます。決算期が近づいてきたら、ポートフォリオ
  を好配当銘柄に偏らせることが有効になってしまいます。
  
(2) 株価の変動がドラスティックすぎます。株価を変動させる場合、基本的にサイコロを
  振って、出ために応じて株価を上下させます。しかし、この変動幅が如何見ても大き
  過ぎます。結果的に、理論株価と実際の株価の乖離が極端に大きくなることが頻繁に
  ありました。この辺りが、テストプレイが甘いのではと感じる所です。
  
(3) プレイヤーの意思を相場の上下に反映させる術が無い。これはある意味で、デザイン
  上の思想なのかもしれません。確かに、個人投資家が自らの売買で株価を操作する
  ことなど不可能な訳で、ゲームにリアリティを持たせようとすると、マーケットの
  動きに対してプレイヤーを受動的に置くしかありません。しかし、プレイヤー同士が
  競うボードゲームとしては、戦略性が欠如したものになってしまいます。極端な話、
  他のプレイヤーの売買を真似て取引することも可能であり、一旦リードしたプレイ
  ヤーの逃げ切りが容易なゲームシステムと言えます。トップのプレイヤーに2位の
  プレイヤーと同じポートフォリオを組まれたら、まず逆転は出来ません。保有株を
  他のプレイヤーからは隠せるようにすべきだったかもしれません。
  (注:厳密には取引手順の関係で完璧にまねる事は出来ないのですが、概ねは可能
  です。)

(4) イベントの中にゲームの状況を一変させる、極端なものが存在します。その1つが
  「サドンデス」と言うイベント。これが発生すると、実際の株価が理論株価より一定
  以上安く放置されている企業が倒産してしまいます。^^;
  これを回避するためには、極端に割安な銘柄への投資を控える必要がある訳で、これ
  はこれでルールとして成り立ちます。しかし、問題は(2)で述べた株価変動が極端
  過ぎる点。直前で株価が大きく下げた所に、このイベントが発生すると、大半の
  企業が倒産してしまいます。正に大恐慌ですが、そんな状態が頻繁に発生する様では
  ゲームとして成立しません。私のプレイでは1ゲームにこれが2回も発生しまし
  た。どう見てもテストプレイの不足としか思えません。


■まとめ

このゲームの最大の問題点は、中途半端に「株取引を学ぶ」と言う、学習要素を取り入れようとした点にあるように思います。「遊びながら学べる」と謳うゲームに面白いものは無いという定説に従って、本ゲームでも面白さを割り引かせる結果になったと思います。

最後に、このゲームは買うべきなのか否か? まず、初心者が「株取引をゲームで学びたい」等と思って購入を検討するのであれば止めておいたほうが良いでしょう。そのお金で、ミニ株を実際に買った方が余程ためになります。

一方、ボードゲーマーな方(特にコレクターな方)は、このゲームは買っておくべきかもしれません。恐らく、本ゲームは初版を売り切ったところで、二度と再販されることはありません。その点で、入手不能になる前にコレクションとして仕込んでおく価値はあると思います。
プレイ上、オリジナルルールのままでは厳しいところのあるゲームですが、バリアントルールを上手く追加出来れば、案外化けるゲームかもしれません。

2008年05月19日

いやはや強いです

先週は下値模索する展開を確信していたのですが、完全に外しました。結果的に25日線まで下げてスタートした月曜日が寄り底で、反転上昇。金曜日こそ利益確定に押されて下げましたが、直近の高値14209円を上回わって、上昇トレンド継続となっています。

材料的には渋い決算発表が続いている上に、中国では震災が発生。時節的にはヘッジファンドのポジション解消のピーク..。等々、悪材料が続いているのですが、これを無視する強さでした。やはり、積み上がる売残による下値抵抗は並大抵ではないのかもしれません。

只、テクニカル的には一旦は下に行きそうな雰囲気が満々な所が悩ましい。チャート的には上値抵抗線に触れてますし、ボリンジャーバンドも2σ付近で押し戻された様にも見えます。ここから一旦跳ね返されて、ボリンジャーバンドの0σである13800円か、25日線が居る13600円台まで下げてくれると判り易いですし、買いのチャンスにもなるのですが、そうは甘くないのかもしれません。
個人的には13週線が位置する13300円台まで下げて欲しいと思っているのですが、無理ですかね、やはり...。

一方、NY市場もS&P500の棒騰げが続いており堅調。更にこれに引きずられる形でエマージング市場も好調で、特にロシアとブラジルの急騰ぶりは目を見張ります。これは、原油の高止まりも一因なんでしょう。そういう意味ではオーストリアの急騰も凄いです。

逆にイマイチ冴えないのがインドと中国。まぁ中国は震災で一部銘柄の取引ストップしたりで、弱いのは仕方のない所ですが、インドの値動きはかなり重たいです。やはり産油国と石油消費国の差なんででしょうか。

まぁ、なんだかんだ言って世界同時株高に近い状況なので、マイポートフォリオとしては好調な成績を刻んでいます。日経平均同様、なんとか年初のレベルまで成績も回復してくれました。(思い返せば、2月はホント地獄の日々でした..。^^;)


..と言う所で先週のトレードですが、先週はグロース銘柄バスケットの買い増しを実行しています。もうすこし下げてから買い増しを考えるつもりでしたが、日本電波工業・大阪チタニウムの2銘柄が決算発表を受けて-10%を越える如何見ても売られ過ぎとなった為、ここでの仕込みを実行。結果的に両銘柄共に週末に掛けて急反発してくれたお陰で、含み損をほぼ解消することが出来ています。

一方、アサヒプリテックは好決算を受けて10%以上のプラスになっていましたので、これも買い増し。太陽インキ製造は微妙な決算を受けて一旦は下げましたが、下げ方が渋いのを見てこれも買い増しを実行しています。結果的にこれも週末に反発しました。

今秋の予定としては、取り敢えずアサヒプリテックの買い増しを考えています。四川地震で、非鉄金属の算出に影響がでるとの観測が出ており、レアメタルもこの影響を受けると予想しています。只、チャート的には一旦調整しそうな気配も月曜日から買い仕掛けるか否かは悩ましい所。

また、日本株ブルベアファンドについては、15000円到達で追加売り、13500円で買い戻しのスタンスで行くことにします。


次に、海外のほうですが、予定通りFAXを利益確定して、その資金で新規組成されたBZFとCYBを仕込みました。只、IBから注文しているのですが、いくら買いを出してもなかなか約定しないため、欲しいだけの株数を仕込むことが出来ていません。決して流動性は(WisdomTreeの商品にしては)悪くなさそうなのですが、何故か約定してくれません。これについては気長に買い注文を出し続けることにします。今週はPCYも処分してBZFとCYBを買い増す予定です。

2008年05月27日

そして調整モードへ

異様なまでに強かった相場も、先週はついに失速。NYダウが月曜日に13000を付けた所が、結局は天井。先週は棒下げの1週間となりました。

これを受けて日経平均も下げに入りましたが、NYに比べるとこれが意外にしぶとくて、木曜・金曜と陽線の引け。しかし、泣く子とNY市場には勝てないと言うところで、今日は世界的な全面安。NY市場が休場な所も仕掛けられ易かったかもしれません。

日経平均は今日の大きな下げで、終値は13690円。13700を切って来ました。これで、3月の大底からの下値支持線もブレイクしてしまっています。こうなると、何処で下げ止まるかの予想が重要ですが、最初の関門は13541円。ここを下回ると、下値を切り下げたことになりますが、今回の下げ局面では、このラインはあっさりと破られる様な気がします。

次のポイントは窓を埋める、13222円と13053円。そして、この13053円が今回のポイントになる気がします。


そこで、先週の記録と今週の計画ですが、まず日本株に関しては、先週は売り買いを行っていません。..で、今週の予定としては、日経13200円と13000円の所で「日本株ブル2.5倍ポートフォリオ」の買戻しを実行します。

一方、海外の方も先週は大きなトレードは行っていません。唯一、PCYを全処分して、その資金でBZFとCYBを買いましています。これで、外貨・外債のポートフォリオは一定の完成を見たと言う所で、暫くホールドする予定です。

但し、米国株が当面下落を続けると見られた場合は、XROを一旦処分して、代わりにグローバルストック系のETFを仕込むことも考えています。。

2008年05月28日

円建て保有銘柄(2008/5/23)

 ・「ブル2.5倍日本株ポートフォリオ」からキャッシュファンドへのスイッチを継続。
 ・「1Q好決算銘柄バスケット」から「グロース銘柄バスケット」へ運用を移行。
  処分した5銘柄に代えて、新たに5銘柄を選定。
 ・「みずほJ-REIT」から「STAM J-REITインデックス」「STAM グローバルREIT
  インデックス」への切り替えを実施中。

■ファンド

 - 三菱UFJ投信:外国株式インデックス *1
 - みずほ投信:みずほウェルズファーゴ・エマージング株式 *2
 - みずほ投信:みずほJ-REIT
 - STAM:J-REITインデックス・オープン
 - STAM:グローバルREITインデックス
 - DIAM:中国関連株オープン
 - 新光:新成長中国株式ファンド
 - HSBC:ブラジルオープン
 - AIG:新成長国ダブルプラス
 - 東京海上:エネルギー・食料関連ファンド
 - 日興:世界のサイフ
 - ブラックロック:グローバル・フレキシブル・バランス・ファンド *3
 - セゾン投信:バンガード・グローバル・バランス・ファンド *3
 - 大和証券投信:ブル2.5倍日本株ポートフォリオ
 
  *1: 三菱UFJ銀行のATMと振込み手数料無料化のために保有
  *2: みずほ銀行のATMと振込み手数料無料化の為に保有
  *3: 毎月積み立て


■個別銘柄

[長期ホールド]
 - 東芝(フラッシュメモリ・原発)
 - JR東日本(電子マネー・駅中開発)
 - 任天堂(DS・Wii)
 - 雪印乳業(優先株償却)

[バリュー]
 - ココカラファインHD

[バスケット運用]
 - 好配当銘柄バスケット(DNLトラッキング)
   日産自動車、ホンダ、野村HD、JFEHD、新日鉄、関西電力、大和証券
   九州電力、アステラス製薬、中部電力、第一三共、エーザイ
   神戸製鋼、東北電力、花王
   
 - 貸金業銘柄バスケット
   アコム、武富士、アイフル、プロミス、クレディセゾン、UFJニコス
   イオンクレジット、OMCカード

 - グロース系銘柄バスケット
   ダイキン工業、グローリー、スタンレー電気、富士フィルム、アイシン精機
   大阪チタニウムテクノロジーズ、アサヒプリテック、日本電波工業
   太陽インキ、日本触媒

 - 低PBR銘柄バスケット
   フルサト工業、ワキタ、スルガ、富士エレクトロニクス、杉本商事
   フジオーゼックス、NBC、サンコール、アロン化成、コンドーテック

[塩漬]
 - ジャストシステム(xfy)


■その他

[コモディティ]
 - 地金積立(田中貴金属・G&Pプランナー)

外貨建て保有銘柄(2008/5/23)

・DGS、EWTの買い増しを継続
・GIMの買い増しを継続。
・MOOとDBAの比率を変更。DBAの割合を高める。
・米国株のベアETFを全て損切り。ドテンしてXROを購入。
・FAXを処分してCYBにスイッチ。
・PCYを処分してBZFへスイッチ。

■長期保有銘柄

[Unit Trust Fund]

- Fidelity ASEAN
- Fidelity Euro Balanced Fund
- Franklin U.S. Opportunities Fund
- Templeton Eastern Europe
- INVESCO Asia Infrastructure Fund
- HSBC Managed Growth Fund
- JF Philippine
- FWF India Focus Fund
- Shloder Select BRIC's Equity


■トレーディング銘柄

[中南米]
- iShares MSCI Brazil Index (EWZ)

[中国]
- 現在なし

[インド]
- iShares BSE SENSEX India Tracker (2836.hk)
- WisdomTree India Earnings Fund (EPI)

[東欧・ロシア]
- Lyxor ETF Russia (2831.hk)

[アジア・太平洋]
- iShares MSCI Taiwan Index Fund (EWT)

[アフリカ・中東]
- SPDR S&P Emerging Middle East & Africa (GAF)

[新興国]
- Claymore/BNY BRIC ETF (EEB)
- WisdomTree Emerging Markets High Yielding Equity Fund (DEM)
- WisdomTree Emerging Markets SmallCap Dividend Fund (DGS)

[北米]
- Claymore/Zacks Sector Rotation ETF (XRO)

[西欧]
- 現在なし

[グローバル]
- 現在なし

[個別セクター]
- Market Vectors Gold Miners (GDX)
- Market Vectors Agribusiness ETF (MOO)

[REIT・不動産]
- 現在なし

[コモディティ]
- PowerShares DB Agric (DBA)
- PowerShares DB Commodity Index Tracking Fund (DBC)

[債券]
- Templeton Global Income Fund (GIM)
- Western Asset Emerging Markets Debt Fund (ESD)


[為替]
- PowerShares DB G10 Currency Harvest (DBV)
- WisdomTree Dreyfus ETF Brazilian Real Fund (BZF)
- WisdomTree Dreyfus ETF Chinese Yuan Fund (CYB)

ポートフォリオ構成(2008/05/23現在)

PF20080523.gif

株式相場の好調と円安の進行を受けて、日本円のポジションが縮小し、株式の比率が増加しています。

2008年05月30日

ドル高・商品安

う~ん、今週こそはと弱気の予想をしていましたが、懐疑者が居るほど相場は底堅く推移しています。

何気に米国景気に強気気配が流れている様で、結果的にドル高にシフトし、その分だけ商品が沈んでいます。株式のほうは米ドル建てで見るとマイナス気味ですが、円建て換算すれば結構なプラスなので、まぁ良いでしょう。

以下、トレーディングの記録ですが、DGSを処分しその資金でPIEを購入しちゃいました。後付で理論武装すれば、台湾に偏ったポジションを是正するためにDGSを処分したとも言えますし、DGSの流動性の低さを嫌ったと言う理由付けも可能です。でも正直言って、今回は単なる衝動買いと売り。

そもそもの発端はPIEが如何しても買ってみたくなったこと。PIEを仕込む以上は、似たようなアセットを落とす必要が有り、必然的に同じ新興国ETFであるDGSを処分することになりました。

ちなみに、PIEと同じPowerSharesのTechnical Leadersシリーズには、米国版のPDP、グローバル版のPIZが存在し、何れもベンチマークを上回る成績を残しています。唯一の例外がこのPIEで、新興国の平均に届いていない状況ですが、それゆえに上昇余地が大きいことを期待してこれを選択。

尚、PIEのポートフォリオの国別構成比で、トップがペルーってだけでも、興味を惹くETFではないかと思います。

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