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現代アートを買う①

唐突ですが、現代アートの作品を購入しました。(と言ってもまだ届いてはいないのですが..。)ちょっと長くなりそうですが、この話を書き記しておきたい思います。


実は、この話の発端は一年も前に遡ります。最近は「ガイアの夜明け」で加熱する現代アートのマーケットが紹介されたりして、そのブームが加速してきた感がありますが、当時はまだマスコミ一般で現代アートの話題を目にすることは少なかった様に思います。

そもそも、私が現代アートを買おうと思い立ったのは、書店で「夢をかなえる投資塾」を偶然手にしたことでした。内容的に女性or初心者の投資家向けの書籍でしたし(帯に書かれたコピーも扇動的でしたから)、通常私が読む本ではなかったのですが、偶然斜め読んだ一節にピピッと感じるものがありました。

著者の主張を超約すると、

 ・日本人が知らないだけで、世界的に現代アートがブームになってお
  り、特に中国を中心としたアジアのアートが高額で取引されている。
 ・その一方で、日本人作家の現代アートはまだまだ安値で放置されて
  いる。買うなら今。

と言う物です。

その頃の私は、「世界的な金余り」と「資産インフレの進行」を重要な投資テーマと考えていました。しかし、不動産はREITは買えても現物は流石に高すぎて手が出ない..。そんな時にこれを読んで、「そうか、絵画なら買えるかも」と単純に考えたワケでした。

元来、美術館で絵を観たりするのは好きだったのですが、「絵画はあくまでも観るもの」であって「所有するもの」と言う考えは私の中にカケラもありませんでした。それだけに、「絵を買う」と言う思い付きは、私にとって新鮮でドキドキ感のあるものでした。

(②へつづく)

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2007年11月12日 02:15に投稿されたエントリーのページです。

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