GF出資馬の近況 2026/9/10:ウォータースパウト、アスコットヴェール、シャムロックテイル、ランズエンド、ロクメイカン、スウィングフィール
1.ウォータースパウト
9/6、札幌1R・未勝利(ダート1700牝)に連闘で臨みましたが惜しくも3着となり勝ち上がりは決められませんでした。
前走と違い、中央内よりの枠から好スタートを決めると、楽に4番手を確保。暴走気味に逃げた2頭を無視すれば、2番手の経済コースを回る好ポジションを確保。3角手前で中段から早めに仕掛けた勝馬ワンダーアスクが先頭に立ち、ウォータースパウトも直線で差を詰めましたがラスト100で脚色が鈍り、逆に1頭に交わされての3着でした。
前走と違って競馬の内容は満点でしたが、ラストで脚が鈍ったのは連闘が響いたかもしれません。只、1~2着馬は何れも連闘でしたので、そこは言い訳に出来ません。勝馬のTarget-JV補正タイムは「108」で昇級戦も勝ち負け出来るレベル。ウォータースパウトの指数値も「104」が出ており、これは通常の未勝利戦では余裕で勝ち切れる時計が出ていたことになります。
そう言う意味で、今回は勝ち馬が強かったと脱帽するよりありません。1~4着馬は指数値が「100」を楽に超えいましたので、最終盤の未勝利戦を勝つには1勝クラスでも勝ち負けできるレベルが必要になると言うことでしょう。
ここで勝ち上がれなかったことで、本馬の去就に注目をしていましたが、小笠師より「残念ながら未勝利突破はなりませんでしたが、ここにきての成長ぶりやレース内容から、1勝クラスでもチャンスはあるように感じます」のコメントがあり、地方に転出して中央復帰を目指すことが決定しています。
出資者から見てもこの数戦は着実な成長を感じましたし、現在の走力でも1勝クラスで掲示板にのる程度の力は普通にあると思います。欲目なしで地方で2勝~3勝を上げることは難しくないでしょう。..とは言え、グリーンFでは牝馬が「地方転出→中央復帰」を目指すケースはレアですから、今回のクラブと那須野牧場の決定には感謝をしたいと思います。
2.アスコットヴェール
9/19の中山・1勝クラスへの出走を目標に、美浦TCにて調整が行われています。9/9、美南坂で1週前追い切りを実施して、54.7-39.5-26.0-13.2(一杯に追う)を計時。上りの時計がパットしませんが、元々坂路では時計の出ないタイプであることと、雨で馬場が相当重かったとのことで、こんなところで良いのかもしれません。竹内師のコメントに依れば「雨の影響から坂路はかなり馬場が重く、良馬場の時より1~1秒半はタイムが掛かっていることを考えると、上々の内容だったと思います。走りのバランスも良く、来週の競馬に向けて態勢は整いつつあります。」とのこと。なお、本番の鞍上には未勝利戦を圧勝に導いてくれた横山武史Jが確保されています。
3.シャムロックテイル
エクワインレーシングにて育成が続けられて来ましたが、9/3、栗東近郊の宇治田原優駿Sに移動を完了しています。輸送による熱発もなく、移動翌日から騎乗運動が開始できているとのこと。その後はウッド500Mとダート1000Mのコースを織り交ぜて乗り込みを行い、9/8からは坂路20-18ペースも開始されています。牧場スタッフのコメントに依れば「特に問題は見られませんので、ここから15-15も乗り出し徐々に進めていきたいと思っています。現在の馬体重は518kgです」とのこと。
4.ランズエンド
栗東TCに帰厩して調整が再開されています。9/6、栗CWで追い切りを実施して 85.4-69.2-54.1-38.6-12.3(位置7,一杯に追う)を計時。時計的には目立つ数字ではありませんが、時間の掛かる不良馬場での追い切りであり割引は必要とのこと。野中師のコメントに依れば「力のいる馬場でしたがしっかり動けていましたし、悪くない内容だったと思います。出走の態勢は整ってきましたので、来週3日間開催の土曜か月曜のダート1800Mに向かいたいと思います。」とのこと。なお、集中力を欠くところがあることから、チークを試したとのこと効果が見られたとのことで、本番でもチークかブリンカーの着用を検討している模様。
5.ロクメイカン
社台ファーム鈴鹿にて調整が行われてきましたが、9/3、栗東TCに帰厩をしています。9/10には坂路で追い切って 56.3-41.1-27.4-14.1(馬なり余力)を計時。ラップ構成が15.2-13.7-13.3-14.1で、加速ラップで上れていない点は気になります。只、3Fの41.1はこの日の栗東2歳馬の14番時計であり、前半が速めの分だけラストが苦しくなった様に思われます。もっとも、小崎師のコメントからは今日の追い切りは軽目のメニューであったことが伺え、週末から本格的に追い切りを実施するとのこと。「夏場の放牧から戻ってきて、馬格などに大きな変化は出ていないものの、しっかり乗り込まれて良い状態になっています。飼い葉もしっかり食べています。」とのことで、このまま順調ならば阪神の最終週には態勢が整う見込み。
6.スウィングフィール
9/26よりチャンピオンヒルズに移動をして育成が再開されています。乗り出し後も特に問題はないとのことで、この中間は坂路で20-17ペースが乗られています。牧場スタッフのコメントに依れば「まだ体の使い方が幼く、手先だけで走っている感触があるため、背中や全身を使って動けるよう意識して調整を進めているところです。当面は体の使い方を教えながら同様のメニューで乗り込み、動けるようになった段階でペースアップしたいと考えています。」とのことで、デビュー戦まではまだ時間を要しそうな気配です。一方で、体調面は良く飼葉食いも良好であり、このままどんどん進めて行けそうとのこと。現在の馬体重は465kgで、移動時の体重減の分は既に回復しています。