GF出資馬の近況 2024/12/6

GF出資馬の近況 2024/12/6:ローズボウル、ダイヤモンドフジ、スマラグドス、ソウルアンドジャズ、サミアド、コンサートツアー、ダウントゥアース、レディオンステージ、ブラゾンロワイヤル、ファストアズエバーの23、メールデゾレの23、フリスコベイの23、アースグリーンの23


1.ローズボウル

12/15の北総S(中山ダート1800)への出走を目標に、美浦TCにて調整が進められています。12/4、美南Wで1週前追い切りを実施して86.6-69.8-54.6-39.2-12.0(位置8,馬なり余力)を計時しています。関東地方は雨が少なく乾燥が進んでいますので、ローズボウルにとって得意の馬場状態で競馬を向かえることが出来そうです。鞍上は主戦格の石川Jに務めてもらえることになりました。

2.ダイヤモンドフジ

栗東TCに在厩のまま調整が進められており、12/7の中京・1勝クラス(芝1200)への出走が確定しています。鞍上は国分恭介Jの継続騎乗。
12/4、栗東坂で追い切りを実施して、55.1-40.0-26.2-12.9(馬なり余力)を計時。続けて使っている状況から追い切りは軽めで十分と言う判断でしょう。相手関係を見ると、本馬を含めて1勝クラスで惜しくも勝ち切れ無い競馬を続けている馬が多数出走しており、上にも下にも結果が大きくぶれそうな相手関係です。高い掲示板率を示すダイヤモンドフジとしては、今回も掲示板確保を図りつつワンチャン狙って欲しいと思います。

3.スマラグドス

12/15の北総S(中山ダート1800)への出走を目標に、在厩のまま調整が続けられています。ローズボウルと同レースが目標ですが、本馬は中2週で権利も持たないことから、枠に入れない可能性も考慮しておく必要がありそうです。先ずは今週末の特別登録の状況に注目したいです。

4.ソウルアンドジャズ

ノーザンファーム天栄にて放牧中。脚部の不安は解消した模様で、この中間は坂路で14-14を週3回登坂しています。具体的な目標レースは小倉のダート2400とのことで、再度ダートを試すことになります。グリーンFのパーティで武井師に聞いたところでは、飽く迄もソウルアンドジャズの脚質はダート向きとのことでしたので、懸念材料の砂被りを克服したいところです。

5.サミアド

ケイツーSにて放牧中。昇級戦となった前走はクラスの壁に押し返された印象でしたが、先行力が2勝クラスでも通用した点は評価してあげたいと思います。現在の運動メニューは周回コース2000-3000の軽めが乗られており、東京開催のダート1300を目標に仕上げて行くことになります。

6.コンサートツアー

12/1、中山5R・新馬(芝2000)にてデビュー戦を迎えました。噂の通りゲートの出は兄姉よりも良く、先行ポジションからの競馬をすることが出来ましたが、最後は失速して13着に終わっています。

武井師のコメントに拠れば「返し馬や折り合い面もスムーズでした。ただ、新馬戦としては流れが速かったので、最後は苦しくなってしまいました。」とのこと。とは言え、1000M通過が62.1ですから、このペースで苦しくなる様では困ります。自分の観戦した印象としては、パドックからの入れ込みで省網が激しかった気がします。

レース後も脚元に問題は見られず、12/14の中山・芝1800牝に続戦する方針が示されています。競馬を使ってもメンタルは落ち着いているとのことで、200Mの距離短縮には対応出来る見込みです。1つ使っての変わり身に期待。

7.ダウントゥアース

ケイツーSにて放牧中。この中間は坂路で軽いキャンターと周回コース3000-4000のメニューで乗られています。尾関師からは月末に帰厩して年明けのレースを考えているとのこと。喉鳴りの症状をどの様に評価しているのか情報が欲しいです。

8.レディオンステージ

グリーンウッドTにて放牧が続けられています。この中間も12-13の強めが乗られており、帰厩目前の状況でしたが、左前球節に捻挫を起こしてしまい現在は運動を休んでいる状況。幸いなところ骨には異常が見られないとのことですが、復帰戦は2月になってしまいそうです。

9.ブラゾンロワイヤル

11/27よりグリーンウッドTに放牧に出されています。入場して馬体に問題はなく、早々に乗り込みが開始されています。現在のメニューは周回コース2000Mと坂路17-17が乗られており、ここからは緩さの解消を図るべくビッシリと乗り込んで行くとのこと。本馬の長所は馬格の大きさですので、細化をケアすることなく馬体をイジメて行って欲しいと思います。

10.ファストアズエバーの23

チェスナットファームにて育成が続けられています。11月中旬~下旬に掛けてテンションをケアしてリフレッシュを挟んだとのことですが、11/28より乗り込みが再開されています。リフレッシュ前は坂路20-17秒ペースで乗られおり、年内に15-15を開始できる様に進めるとのこと。テンションの高い所は母馬譲りですから、ここは長所を受け継いだとポジティブに評価したいと思います。

11.メールデゾレの23

社台Fにて育成が進められています。この中間は週5日坂路入りして内1日は2本登坂(3ハロン48秒ペース)も行われています。順調に乗り込まれており、動き自体は十分とのことですが、前進気勢に欠ける点が懸念材料に挙げられています。現在の馬体重は489kg。

12.フリスコベイの23

チェスナットファームにて育成が続けられています。ファストアズエバーの23と同じく、11月中旬から下旬に掛けてリフレッシュを挟んでおり、11/28から乗り出しが再開されています。本馬も年内に15-15を乗れる様に負荷を強めるとのこと。

13.アースグリーンの23

武田Sにて育成が行われています。この中間は周回ダート2700Mを23秒ペースと、週2日~3日の坂路2本登坂が行われています。牧場スタッフのコメントに拠れば、乗り進めて疲れが溜まったことから、一旦ペースを落としたとのことですが、現在は元のメニューに戻れています。基礎体力が不足しているとの評価で、乗り込んで強化を図りたいとのこと。

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