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雇用統計は微妙な感じ?

NYが開くのに先立って発表された米国の雇用統計は、私の不安とは裏腹に、識者のコンセンサスよりも強い数字が出て来ました。これを受けて米ドルは急騰。欧州と南米の株価も反発を開始。

これなら、NYも高いだろうと思った訳で、確かに寄り付きこそ高かったもののその後の力強さが無い。結局、ジリジリと下げる展開となりました。

実は私の方針として、昼間に日本株を整理した勢いで、外国株についても特に新興国株でトレーディングできるものは処分してしまう腹積もりでした。新興国の株価はここ数日で急戻しを始めたこともあり、私もこの2日前からインド(IIF)と中国(CAF・FXI)を買戻し初めていたのですが、これらをドテンして売却。同時に残っていたブラジル(EWZ)・メキシコ(EWW)・環太平洋(EPP)を処分。これで、エマージング株としては、ファンドで買っている分(BRICS・東欧など)と、シンガポール(EWS)・マレーシア(EWM)だけとなりました。また、グーグルも売却して、ファンドを除いて米国株の手持ちも無くしました。(欧州株は手付かずで残しています。)

ドルは目先下がると見て、キャッシュになったドルをそのままにすることも出来ず、これを金・銀・穀物のETFに振り向け、残りはユーロキャッシュのETF(FXE)に退避させました。あと、ホンの僅かですがQIDを試しに買ってみました。QIDはナスダック指数のベアファンドで、指数の変化に対してマイナス2倍の値動きをするETFです。海外口座で信用取引をする度胸はないので、これまで空売りをしたことは無かったのですが、QIDならば比較的安全に下げ相場に投じることが出来ます。

とりあえず、当面は米国株を↓に見て作戦を練りたいと思います。新興国株も売ってしまいましたが、これらはもう位置ど襲うであろう、2番底探りが終わってから買戻しをしたいと思います。ドルが下がって金が上がるれば目論見の通りとなりますが、さてどうなる事か..?

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2007年03月11日 03:25に投稿されたエントリーのページです。

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