« 19日・20日の取引メモ | メイン | 「悪材料の出尽くし」と「円安の継続」 »

0.25%利上げへ

空港から昼頃に帰宅できたことで、今日は後場を終始見ることが出来ました。

丁度、昼に日銀の利上げ決定の速報が流れたことで、下げる展開となりましたが、結局最後には日経平均も戻してしまいました。結果的に見れば、市場は利上げを大方織り込んでいたと言うことになるのでしょう。

ここで、私の予測を振り返ってみると。年初に予想した「2月に利上げ」は当たりました。節分までに日経が18000を付ける展開については、多少遅れたもののこれもほぼ当たり。しかし問題はここからで、「利上げを受けて3月後半まで調整する」と言う予想が如何も微妙な雲行き。NYダウの様に、じり高を続ける展開も頭を過ぎります。なにより、当落レシオが120以下で推移しているのが、過熱感が出ていない証拠でもあります。

米国市場も振興国市場も何気に底堅く、この状態から日本が急激に調整する展開はちょっと予想し難い所です。そもそも、私の下心では、利上げを受けて下がったところで「三井不動産」を買うつもりでしたが、すでに今日の時点で反発してしまいました。見事な材料で尽くしってやつですね。誰もが、買うタイミングを計っていたのかもしれません。3月は地価公示もありますし。明日の寄りで買うかどうかですが、迷います。でも、ここで上へ逃げられるとビ・ライフの様に2度と買えなくなりますし、予定通り明日の寄り付きで買うことになると思います。

今日の保有株の動きは、なかなか堅調。相変わらず、「任天堂」くんは軟調を続けてますが、それ以外には検討してくれた銘柄が多くありました。特に頑張ったのが「共英製鋼」と「ペガサスミシン製造」。

今日は同じ電炉の「東京製鐵」も大きく騰がっており、これに連動して「共英製鋼」も騰がりました。今日で上場来高値を更新し、あとは青天井です。先日の決算後の急落で1/2が自動処分されてしまったので、のこり半分は大事に持っているつもりです。

「ペガサスミシン製造」は昨日引け後の1部昇格発表を受けて続伸。元々が割安な銘柄だけに、上値はかなりあるはずですが、急騰を続けていて乖離率が広がっていることが心配です。ファンダメンタル的には1500を付けても不思議のない銘柄だと思っていますが、ここはPERだけ見て1200円辺りが、当面の節になるかもしれません。
只、エフテックみたいに一気に行ってしまうケースもあるので、不用意に売るのも難しい所でもあります。上で待つのではなく、下がったら逆指値で少しずつ売るのが正解でしょうか。トピックス買いは2ヶ月先になった筈なので、この影響がどの程度でるかも微妙な所。

「UEX」はもみ合いながらも、今日は上に行きました。目標は3800円に置くことにします。

最後にREITは、利上げで材料で尽くしモードとなり、騰がりました。中でも「ビ・ライフ」は好調な値動き。もう、よく分からんですが、黙ってホールドします。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.net-player.com/mt/mt-tb.cgi/82

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年02月22日 02:12に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「19日・20日の取引メモ」です。

次の投稿は「「悪材料の出尽くし」と「円安の継続」」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。