DMM出資馬の近況 2024/12/5:グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター、オブシディアーナ、エクラドネージュ、チャームドヴェール2023
1.グランデスフィーダ
11/30、京都8R・1勝クラス(ダート1400)に出走。積極的に逃げる競馬を選択して惜しい2着となりました。問題の馬体重は-2kg減の554kgで、今回も絞ることが出来ませんでしたが、それでも1つ使った効果なのか、最後まで粘った走りが出来ました。1人気のテーオードラッカーを競り落としたところでは「勝った」と思ったのですが、後方から伸びて来た1頭に最後で差されてしまいました。結果は2着でしたが、水口Jは上手く乗ってくれたと思いますし、太目の頃が解消していればラストで差し切られることもなかったと思います。
次走については優先権を確保したことで続戦の方針が示されています。正直、太目残りの状態が続いていますので、競馬に続けて使うことで絞って欲しい所です。気性的にもおっとり型ですから、使っていくことでピリッとしてくれば、寧ろ願ったりだと思います。
2.ミスティックロア
チャンピオンヒルズにて繋靭帯炎の治療が進められています。現状で患部の腫れは引きましたが、エコー検査の結果はまだまだであり、6カ月の治療期間は必要になりそうとのこと。
3.シンハナーダ
ノーザンファーム天栄にて放牧中。競馬に行ってテンションの上がってしまった本馬ですが、外厩では穏やかに過ごせているとのこと。3歳馬ですがレース経験の浅いことから、競馬に対する慣れが必要なんだと思いますし、トレセン環境が続いたことも響いたかもしれません。次走目標は来年2月とのことで、当面はマシン運動でリフレッシュが図られる模様。
4.スマイルコレクター
12/3、園田6R・C2二に出走。砂を被らない様に逃げる競馬を選択しましたが、結果は6着に敗れています。園田のC2で狙った形の競馬が出来てこの成績では正直苦しい印象です。新子師からも「前に効率良く進むための筋肉と馬の気持ちがない」のコメントがあり、特に筋肉の足りない点は気性をケアしてトレーニングを積めなかった結果であると思います。今後に関してのクラブからの発表はありませんが、この2走の内容を見る限り、仮に中央に戻れたとしても1勝クラスでの展望は持てない気がします。
5.エクラドネージュ
11/30、中山5R・新馬(芝1200)でデビューを果たしました。積極的に逃げる競馬を展開しましたが、最後は失速して7着に敗れています。新馬戦にしては微妙に速いペースでしたので、もう少しペースを落としたかった気がします。もっとも、最大の不安材料であった喉鳴りが競馬に行っても出なかった点は大きな収穫ですし、1200で逃げるスピードを示したことも今後の武器になるはずです。レース後の奥村豊師のコメントに拠れば「まだ瞬発力を出せないため、勝ち上がりを早めに狙うならダート1400mくらいがベストかもしれませんが、決めつけずに厩舎に帰ってきた馬の雰囲気を見て判断したいです。」とのこと。
レース後の馬体と脚元に問題はなく、一旦チャンピオンヒルズに戻してリフレッシュが図られることになりました。
6.オブシディアーナ
美浦TCに帰厩して調整が行われています。12/5、美南坂で追い切りを行い、53.0 39.0 25.5 12.8(馬なり)を計時。1本目から馬なりの時計としては中々の好タイムだと思います。調教助手さんからもバランスとスピードが評価されており、気性面の危うさも走ってしまえば問題ないとのこと。「全体的に前走時よりも良くなっている」とのことで、このまま順調ならば12/15の中山・未勝利(ダート1800牝)を目標にするとのこと。ナダル産駒なので、ここでのダート変わりが勝負所だと思います。
7.チャームドヴェール2023
ノーザンファーム早来にて育成が進められています。現在の馬体重は474kgで、乗り込みながら馬体重が維持出来ています。懸念材料の「膝の被り」も成長につ入れて繋ぎが寝て来たことで、被りも緩和されてきたとのこと。年内に15-15をシッカリ乗って3~4月に移動するイメージとのこと。