YGG出資馬の近況 2023/3/23

YGG出資馬の近況 2023/3/23:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、クリスタライズ、リリースブルーム


1.ラインオブフェイト

セグチレーシングSにて放牧を続けています。レース中に負った外傷については話題に上ることが無くなりました。一方で、体調面がイマイチ優れない状況でしたが、それも寒さが緩んだこともあってか、食が進む様になり、毛艶も良くなってきたとのこと。現在の運動メニューはハロン20程度の軽目ですが、状態のアップに合わせて乗り進めることが出来そうです。

2.ドライスタウト

チャンピオンヒルズにて放牧中です。時計を出した後に硬さの出る面は見られるものの、体調的には特に問題はありません。再来週に帰厩する予定が示されたことから、ここから乗り込んで行く予定です。現在の馬体重は542Kgです。

3.トレブランシュ

3/9の中山・3歳1勝クラス(芝1200)への出走を目標に、美浦TCに帰厩して調整が行われています。3/22、美南Wで帰厩して最初の追い切りが実施され、68.1-53.0-38.6-12.0(位置9,馬なり余力)を計時しています。気性面を考慮してビッシリと追った時計ではありませんが、大外を回ってこの時計であれば、順調な印象が伺えます。

自信で騎乗された稲垣師からは「最後は直線で軽く反応を見る感じで仕掛けてみて、まだ伸び代がありそうな感じはありました。」旨のコメントがされています。帰厩して1週間は馬体のバランス調整に時間を割いた効果もあり、手前の替え方も左右のバランスも良かったとのこと。唯一の気になる点は馬体重が424Kgと増えて来ない点で、これ以上は落とさずに競馬に向かいたい所です。なお、当日の鞍上には主戦の津村Jの復帰が決まっています。

4.レーヌドゥール

スピリットファームにて育成が続けられています。頓挫に次ぐ頓挫により、長期の滞留がつづいている本馬ですが、この中間は強めを乗ってもスクミの発症もなく、普通に乗り込みが出来ています。このまま何本か強めを乗ったところで、入厩を予定するとのこと。なお、これ以上のトラブルは避ける意味を含めて、ゲート練習は入厩後に厩舎にて実施することが予定されています。現在の馬体重は485Lgで、昨秋の体重からすると、まだ太い印象です。

5.リリーズブルーム

チャンピオンヒルズにて育成が行われています。この中間も順調で、坂路を週2回、15秒ペースで登坂しています。また、馬体重は474Kgで、強目を開始してもキープすることが出来ています。先週の更新では早期入厩の可能性に触れられましたが、厩舎サイドのその気は無いのか、今週は特に話は出ていません。牧浦厩舎ですし、秋以降の入厩が本線になりそうです。

6.クリスタライズ

道営・佐々木厩舎にて育成が行われています。3/16、今年最初の能力検査を受検して、ダート800Mを51.4秒のタイムで1着入線を果たしています。スタート直後にスピードに乗れず、最後方からの競馬になりましたが、3角~4角で捲って、一気に差し切る豪快な競馬を見せてくれました。

鞍上の落合Jの評価も良かったとのことで、このまま競馬に向けて進めて行く方針が決まっています。開幕1週目のデビューを念頭に、スーパーフレッシュ戦へのエントリーも考慮されている状況です。強い馬の出て来るレースですが、賞金の大きさを考えると、可能ならば挑戦をして欲しいところです。

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