YGG出資馬の近況 2023/2/2

YGG出資馬の近況 2023/2/2:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、キングスミールの21、クラリティアイズの21


1.ラインオブフェイト

2/5の銀蹄S(東京・3勝クラス・ダート1400)への出走が確定しました。先週の追い切り後に球節の腫れが発生。症状によっては出走のスライドが検討される状況でしたが、幸い歩様への影響は出ることが無く、今週の追い切りでも問題の生じずに、獣医師からも「問題なし」の診断が得られたことから、当初の予定通りの出走となりますた。鞍上は2勝クラスの勝ち上がりを決めてくれた戸崎Jに託されます。

2.ドライスタウト

2/19のフェブラリーS(東京・G1・ダート1600)への出走を目標に栗東TCに帰厩して調整を開始しています。フェブラリーSへの出走については確定まで行っていませんが、上位賞金陣にサウジカップからオファーが届いたことで、何とか枠の確保が見えてきた状況です。この辺りの展開は、全日本2歳優駿の頃の展開と類似しており、ドライスタウトにとっての良い流れを感じます。

また、注目の鞍上には戸崎Jが騎乗されることが確定しています。レモンポップとの選択が注目された戸崎Jでしたが、自らドライスタウトへの騎乗を希望されたとのこと。「1600Mへの適性を考えるとレモンポップよりもドライスタウトの方が優る」と思われる辺りに、戸崎Jの判断があったのかもしれません。

3.トレブランシュ

2/4の春菜賞(東京・3歳1勝クラス・芝1400)への出走が確定しました。未勝利戦の勝利から、この特別戦を連勝することが出来たならば、一気にファルコンS(G3)への出走の道が開けますから、トレブランシュにとっても大一番となるレースです。

2/1、美南Wで最終追い切りを実施して82.5-68.1-54.5-40.7-14.0(位置7,強め)を計時しています。「最初の1Fを14.4で入り、終盤まで早いラップを重ねた結果、最後で失速。」と解釈できるラップ構成と解釈できるところから、ちょっと内容的に危うい感じを受けましたが、稲垣師のコメントからは「決して引っ掛かった結果では無い」とのこと。「最後のコーナを大外に膨らんだ」との噂も聞くことから、過度な懸念は不要なのかもしれません。

むしろ稲垣師からは「口向き」を心配するコメントが出ています。右の口が強くなる傾向があり、これは新馬戦の頃から指摘されている課題です。それも考慮して、左回りの東京開催を狙ってきた経緯もありますし、今回乗り替わりの石川Jも先週の追い切りで把握して頂いたことから、上手く導いて貰えることを期待したいと思います。

4.レーヌドゥール

スピリットファームにて育成が続けられています。昨年11月に発症したトモの故障から、長期間の運動休止措置が採られてきましたが、漸く先週からマシン運動を開始して、現在は曳き運動とマシンを併用するところまで進んでいます。この状態で「歩様に問題は出ていない」とのことから、週末に装蹄して来週から騎乗運動が開始される予定とのこと。

ゆっくりですが快方に向かっていることは良報ですし、公開された動画では厩務員さんに甘える姿も映し出されていました。気性面の危うさが指摘され続けた本仔ですが、気持ちの面でも少しずつ成長をしているのかもしれません。

5.キングスミールの21

チャンピオンヒルズにて育成中です。先週末からハロン15秒ペースを開始する予定でしたが、先週来の悪天候によりペースアップは今週にスライドされました。これには、若駒の内に悪い馬場で無理をしてソエの発症を誘発するよりも、焦らずにここを休養に充てようと言う判断があった様です。現在の馬体重は474Kg。

6.クラリティーアイズの21

道営・佐々木厩舎にて育成が続けられています。現在の運動メニューは週4日坂路入りして内2日は2本登坂が行われています。ペースは22-20を基本に、週1回は15-15の強目も開始しているとのこと。「15-15を開始してから、掛かり気味になって来た」とのことで、気性的には半姉レーヌドゥールの例から心配をしてしまうのですが、流石に姉程は危うく無いようです。このまま順調に進めば3月には能力試験を受けることが出来そうです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする