GF出資馬の近況 2021/2/4

1.ルヴァンヴェール

2/6の東京8R・1勝クラス(ダート1300)への出走が確定しています。姫路の地方交流戦(夢前川特別)にも選出されていましたが、調整状態の良さを見た陣営が中央への出走を選択した模様です。

この地方交流戦を蹴って中央を選択したことは個人的にはウエルカムです。地方交流戦に使っても、勝てなければ権利なしとなり次走への節が空いてしまいます。また、運良く勝利が出来たとしても、今の能力で2勝クラスに上がってしまっては全く競争にならず引退が近づくだけでしょう。

それよりも、ベストに近いと陣営が判断する状態で何処まで中央で戦えるものか、ここは確認する良い機会でしょう。掲示板に乗って権利を確保し、続戦をして行くことが今のルヴァンヴェールにとってはベストであると思います。

2.ローズボウル

2/7の東京2R・未勝利(ダート2100)への出走が確定しています。前走でホライゾネットの効果も有ってか、出して行く初めての競馬から一定の結果を出したローズボウルですが、短期放牧を挟んでの勝負レースとなります。

東京のコースは既に経験がありますが、今回は2100Mに距離延長する点が最大のポイントです。基本的にエンジンの掛かりの遅い馬ですので、前走から300Mの距離延長は前目のポジションを取る上で良い方向に働くものと期待しています。

前走は3着を確保したとはいえ、勝ち負けに持ち込むにはあと0.3秒程度時計を詰める必要のある状況です。一方で、前走は出して行ったとは言え、終始4頭分外を回る距離ロスをしていました。今走は砂を被らず、距離ロスもしない1~2番手のポジションを確保したいところです。そしてその為には、1角までの距離が短い東京ダート2100ですから、内目の枠を引けるか否かが鍵になってくる筈です。

3.ローラーコースター

山元TCにて調整を続けています。年明けに右前の膝に異常を生じてしまい、トレッドミルを用いた負荷の軽い運動を続けていましたが、現在は坂路20秒のペースで乗れるところまで回復して来ています。牧場スタッフのコメントによれば「様は前回の入厩前のレベルまで改善してきましたので、ここから調教で負荷を掛けていきます。」とのこと。

なんとか最悪の事態は回避できた雰囲気で、このまま順調に仕上げて行ければ、3月中頃にはレースに復帰できるかもしれません。ここまで来れば、「冬季に番組の少ない芝のレースを待つために節を空けた」とポジティブに捉えて行くのが良いのではと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする