GF出資馬の近況 2021/1/28

1.ルヴァンヴェール

東京2週目での出走に向けて、美浦TCにて調整を行っています。1/27、美南坂にて追切を実施して、53.0-37.3-24.7-12.8(強目に追う)を計時しています。出来れば全体時計を52秒台に収めて加速ラップで上がって貰えれば文句なしなのですが、取り敢えずラスト12秒台はまずまずでしょう。竹内師のコメントによれば、「入厩後に増えにくかった馬体重が510㌔前後を維持し、筋肉量が増えてきた印象です。毛艶も相変わらず良く、休み明け初戦から良い状態でレースに臨めると思います。」とのこと。

ここまで「掲示板を外す→放牧」のサイクルを繰り返しており、先ずはこの悪循環を脱して欲しいと思います。竹内厩舎は昨年から成績が向上し、今年も既に3勝を上げています。なんとかルヴァンヴェールについても、好調な流れに乗って導いて欲しいところです。

2.ローズボウル

東京開催での出走に向けて、短期放牧から帰厩しています。1/27、美南Wで追い切りを実施して、69.6-54.0-39.7-13.1(位置8,強めに追う)を計時しています。2勝クラスの僚馬シャドウアロング(馬なり)の内から併せ、0.8秒追走して同入をしています。ラップに直すと、15.6-14.3-13.3-13.3-13.1で、一応の加速ラップを連ねていますが、12秒台で上がってくれていれば更に良かったと思います。

林師のコメントに拠れば「この動きなら来週の1本で出走態勢が整いますので、2月7日(日)東京・ダ2,100㍍に武藤騎手で向かいます。」とのことで、鞍上は武藤騎手の継続騎乗となりました。300Mの距離延長が嵌ってくれることを期待したいと思います。

3.ナスノシベリウスの2019

ノーザンF空港にて育成を続けています。年末年始を軽めに調整したこともあって、馬体重が443Kgまで増えて来ています。現在のメニューは週2回×坂路2本で16秒のペースです。他のノーザンF育成馬と比較するとペースは控えめですが、入厩が遅れたことと5月生まれを考慮すれば焦るものではないでしょう。今後も成長を促しながらの運動メニューになりそうです。

また、この間に武井師も現地を訪問されており、「見た目は以前よりボリュームアップしてさらに良い馬になり、歩きは変わらず体全体を使っていて素晴らしいですね。」とのコメントをされています。

4.サザナミの2019

社台Fにて育成を続けています。年明けから騎乗運動を再開し、1/7には坂路1本を上がっていますが、9日に熱発をしてしまい、ペースダウンをしています。幸い、熱は直ぐに下がって、WM調整を再開しているとのこと。また一方で、馬体重は414Kgまでぞうかしました。年末から楽をしていることが大きそうですが、少しでも実になってくれれば良いと思います。

5.ティアラトウショウの2019

ノーザンF空港にて育成中です。年末年始はWM中心の運動で楽をさせて、現在は週2回×坂路2本のメニューに戻っています。ペースは16-17秒で、トップグループの進捗ではありませんが、馬体重が425Kg→411Kgに落ちてしまったとのことで、当面は焦らずに体重をキープを心がけての運動メニューとなりそうです。

6.マウントフジの2019

エクワインレーシングにて育成が行われています。現在の運動メニューは坂路を18-18ペースとのことで、ゆっくりですが年末よりはメニューが強化されています。2月からは15秒台へのペースアップを図るとのこと。

1月中旬には宮本師も来場し、状態を確認されたとのこと。「飼い葉はバリバリ食べていて、1/16の馬体重は469Kg」とのこと。自分の2歳出資馬の中では、本仔の育成状態が現状で最も良い様に思います。今回、駐立写真も公開されていますが、半腱半膜様筋の形が確認できる様に、筋肉のメリハリが見えるところは好感が持てます。

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