GF出資馬の近況 2020/10/28

1.ルヴァンヴェール

ケイツーステーブルにて調整中です。現在のメニューは週2回の坂路と周回コースで強目が乗られています。中山開催に向けて、そろそろ帰厩体制を整えて行きたいとのこと。現在の馬体重は510Kgで、まだ太い感じが否めません。

2.ローズボウル

先の土曜日、東京4R・新馬戦(ダート1600)にてデビューを果たしましたが、11着に終わりました。前半が折り合いを欠いて競馬にならず、離れた後方からの競馬となりましたが、ラスト3ハロンはメンバ最速タイムを残しており、全くの力不足と言うことは無さそうです。

遅まきながら、パトロールビデオを確認することが出来たのですが、先ず芝スタートでの遅れは、ゲートが空いた直後に外へ逃避したことが原因でした。そして、ダートに入った後は先行馬のキックバックを嫌がってポジションを落としています。只、このキックバックについては鞍上が意図的に砂を被る位置に運んだ結果でした。回避しようと思えば回避の出来る形でしたので、敢えてこのポジションに付けた意図が判りません。☹

レース後は「脚元に特に異常は見られない」とのことで、週末に跨った状況で、このまま続戦するか放牧を挟むかの判断を行うとのこと。少なくとも続戦を視野に入れていると言うことは、陣営が特にスクミを不安視していないことを示しており、最大の懸念材料は緩和された印象です。

3.ローラーコースター

ゲート試験に合格をした後、山元TCに戻されてレースに向けての体勢作りが行われています。今週から坂路入りが開始されており、牧場スタッフのコメントによれば、「まだ自分からスーッと動けてはいませんが、鞍上が促すと坂路を3F38.3、終いの1ハロン13秒を切るぐらいまで動けています。」とのこと。なんとか12月の中山開催に間に合ってくれれば良いのですが..。

4.ナスノシベリウスの2019

10/14、育成先であるノーザンF空港への移動を完了。移動後も特に問題は無く、現在はロンギ場とWMを用いての初期馴致が行われています。牧場スタッフのコメントによれば、「馴致を開始した後も馬体はキープ出来ており問題ありません。このまま徐々に進めていきます。」とのこと。現在の馬体重は439Kg。移動が遅れた分だけ、育成状況も遅れていますが、本仔は5月生まれなので、これ位のペースで丁度良いのかもしれません。

5.サザナミの2019

初期馴致を終了。現在は週3回の坂路入りで、キャンタ20秒のペースが開始されています。また、ウッドの周回コースを週2回、WMの調整を週2回の運動メニューも併せて実施されています。社台Fの育成状況としては、速い方のグループに入っていると考えて良さそうです。

牧場スタッフのコメントによれば、「馴致を開始した後も馬体はキープ出来ており問題ありません。このまま徐々に進めていきます。」とのことで、母の様な前向きな気性を引き継いで貰えれば嬉しいのですが。一方で、現在の馬体重は390Kgに留まっており、どうやら馬格の方も母親似となりそうな気配です。

6.ティアラトウショウの2019

早々にノーザンF空港への移動を完了しており、9月中旬からは坂路入りも行われています。週1~2回、坂路1~2本を19~17秒ペースの運動メニューは、ノーザンF育成馬の中でも進捗の早いグループに属していると考えて良さそうです。

牧場スタッフのコメントによれば、「登坂本数は馬の状態に合わせて増減していますが、この中間には17~18秒ペースも乗り出しており順調にきています。」とのこと。現在の馬体重は443Kgで、乗り込みながら体重が増加している点も好印象です。

7.マウントフジの2019

10/5、育成先であるエクワインレーシングへの移動が行われました。初期馴致を完了しており、現在はロンギ場で騎乗訓練が行われています。場長のコメントによれば、「入場後は今まで体調を崩すこともなく、飼い喰いも安定しています。不安な点はなく優等生で順調に進んでいるので、近々馬場入り出来そうです。」とのこと。現在の馬体重は452Kgです。

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