GF出資馬の近況 2020/6/11

1.ナショナルアンセム

松風馬事センターにて放牧中です。前走後、「前捌きに硬さが出ている」とのことから外厩にUターンしたナショナルアンセムですが、牧場担当者のコメントによれば「獣医師に馬体を診てもらいましたが、かなり疲労が見られました。」とのこと。

放牧明けに1走しただけで全身疲労に陥ってしまうとは、想像を超える虚弱体質でした。グリーンファームならではの様子見をしていれば、育成ペースの遅さから出資は避けることが出来たのですが、本仔については特別提供馬(ルヴァンヴェール)への応募のために、募集開始時に即決した経緯があります。早期応募を行うことから、出来るだけリスクの少なそうな仔馬を選んだつもりだったのですが、ここまでの体質の弱さは全くの想定外でした..。(ルヴァンヴェールが早々に勝ち上がってくれたことだけが救いです。)

やはりグリーンファーム募集馬への出資は様子見が前提なのかもしれません。若しくは、それが難しいのであれば、少なくとも兄姉の実績があることを今後は出資条件とする必要がありそうです。

2.ルヴァンヴェール

ケイツーステーブルにて調整中です。牧場スタッフのコメントに拠れば「レース後に移動してきましたが、競馬の疲れも見せずに良い状態です。」とのことで、現在は2日に1度は坂路で17-18が乗られています。

前走で権利が取れなかったことから、目標は新潟開催に定めるとのこと。次走は古馬との混合戦になりますが、今は焦らずに1勝クラスで戦えるだけの地力をつけることと、レーススタイルを確立することを目指して欲しいと思います。特に、末脚を活かすのか、先行して粘り込むスタイルを目指すのか、それに応じて適正距離も変わってくる筈です。

3.ローラーコースター

社台ファームにて育成を継続中です。現在の運動メニューは週4回の坂路1本となりました。坂路入りの日数は増えて来ましたが、依然として1日当たりの本数は1本に抑えられています。

牧場担当者のコメントに拠れば「常に余裕残しで体力に余力を持たせて調教を終えるよう心がけています」とのことですが、これいじょう負荷を掛けると前回更新の様に「硬さが出てしまう」と言うことなのでしょうか..。もう少し基礎固めをしてから3ハロン強目に移行する様です。現在の馬体重は490Kgで、前回よりは若干減って来ましたが、まだまだ絞れるものと思います。

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