2/22、愛馬ナショナルアンセムが東京5R・未勝利（芝1600）に出走します。
育成過程から体質的な弱さもあって順調にトレーニングを積むことが出来なかったナショナルアンセムですが、１度目の入厩の際には挫石を負うと言う頓挫まで経験してしまいました。しかし、２回目の入厩ではこれまでの貸しを返して貰うかの様に一転して順調に進み、ゲート試験合格からデビューまで僅か１か月でクリアしてしまいました。恐らく、陣営もこの進捗に自信を深めているものと感じられ、今回の鞍上にもデムーロ騎手が確保されました。
..とは言うものの、適当な新馬戦の番組が無い時期までデビューが伸びてしまったことも事実であり、フルゲートの既走馬を相手にデビュー戦に挑むのは容易なものでありません。相手関係をみると、確勝級の馬こそ見つからないものの、馬券に絡む力のある馬が５～６頭は見つかりますので、厳しいレースになることは必至です。
特に、２枠３番の馬番はデビュー戦のナショナルアンセムには内に入りすぎた印象です。出来るだけ、デビュー戦は揉まれない形でレースをさせてあげたいところですが、この枠ですと相当な好スタートを切らない限り、一旦は下げざるを得ないかもしれません。馬群が適度にばらけたところで外に持ち出せれば理想的で、この辺りはデムーロ騎手に手腕に期待するよりありません。
現時点でナショナルアンセムの脚質は不明ですが、仕舞いを伸ばすことに注力する追い切り内容であったことを考えると、陣営は瞬発力で勝負することを想定しているものと想像しています。それならばデビュー戦から無理をする必要はありませんので、序盤は脚を貯めることに徹して、直線だけで勝負して貰って構いません。今回は次走に繋がる内容になれば課題クリアだと思っています。デムーロ騎手が続けて騎乗したいと言ってくれる様な走りを見せてくれることを期待しています。
ＰＳ．
前回の入厩で挫石を負ったのが10/16で今回の出走が2/22ですから、３ケ月超の間隔が空いたことになります。この場合、保険金支払いの条件を満たすのでしょうか？新馬戦を見送ることになった分の補填が貰えれば嬉しいです。