8/11新潟8R:アメリカンツイストは4枠6番

8/11、新潟8R・1勝クラス(ダート1200)に愛馬アメリカンツイストが出走します。4/14のレースにてゲート内で立ち上がり、10着に惨敗して以来、間17週のレースとなります。この間、去勢手術を実施して順調に回復に至っており、今走はその成果を見せるべきレースです。

こう言うことを書くとフラグを立てる様で嫌なのですが、普通に馬券を予想する立場から見て、今回のアメリカンツイストは嫌われ過ぎだと思います。現時点で単勝8.0倍の4人気ですが、もし4月の時点でこのメンバーでレースが行われていたら、恐らくアメリカンツイストが1人気に推されていた筈です。それくらい、この復帰戦はメンバーに恵まれたと思います。

現在1人気は前走好タイムで2着に入ったアイアムハヤスギルですが、これは重馬場で脚抜けの良い状態で出した時計であり、良馬場では目立った時計は出せていません。明日の新潟はパサパサのダートですから、アイアムハヤスギルには辛い馬場になる筈です。

一方で、アメリカンツイストが人気を落としている要因は去勢手術の結果が不安視されていることと、鞍上ではないかと思います。実際、去勢手術の影響はレースを見るまで何とも言えませんが、少なくともクラブのレポートを読む限り、状態はベストに近い様に思われます。ゲート再試験もスムーズにクリア出来たとのことで、かつてのゲート嫌いが収まっていることに期待します。
さらに今回は、「ホライゾネットを試す」との情報もあります。これまでアメリカンツイストはブリンカーを試したこともありませんので、これがどの程度効果があるのか不明ですが、一変するまでの可能性も秘めています。

残る懸念材料は鞍上になると思いますが、今回はゲート再試験を手伝ってくれた武士沢騎手に替わります。万一、今回もゲート内で平静を失ってしまうと、これまでの努力が水の泡になりますから、「ここはツイストを良く分かっている鞍上に託すのがベスト」と言う、厩舎サイドの判断であると思います。

確かにレース成績と言う点では武士沢騎手には厳しいものがありますが、馬質に恵まれていない点は割り引けますし、個人的には人気薄を持ってくる思い切りの良い騎乗に好感をもっています。今回は人気上位馬に跨るチャンスですから、是非、結果を残すような騎乗を期待したいと思います。

最後に気になるのは展開です。これまで通り、末脚勝負のレースをするのか、ある程度ポジションを取りに行くのか、陣営の選択が気になります。新潟ダート1200は間違いなく先行有利ですので、ここを最後方から差し切るのは極めて難しいものがあります。好位で脚を溜める競馬が理想ですが、果たしでそれが可能なのか、去勢の成果も含めて注目しながら応援をしたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする