2019年度グリーンF募集馬カタログ到着

今週末、想定よりも早く、今年のグリーンファーム募集馬カタログが到着しました。取り急ぎ、自分用に「2019年度グリーンF募集馬リスト」を作成しましたので、宜しければご利用下さい。

さて、今年は出資方針メモまで残しつつ、カタログの到着をワクテカしながら待っていた訳ですが、いざフタを開けてみると方針の根幹を崩される事態が発生してしまい、流石に戸惑いが隠せないでいます..。ここで、何の想定が崩れたのかですが、その1つ目は特別提供馬ネーラペルレの2018の応募ルールです。昨年と違なり、応募条件が「優先期間中に1歳馬を2口以上申し込むこと」となりました。厳密な「早い者勝ち」では無くなることは想定していましたが、「2口以上」の条件には意表を突かれました。

そもそも、全体で2口~3口の出資予定でしかないところに、最初から2口の申し込みを確定することは相当リスキーなものがあります。アウトレットと揶揄されるグリーンファームの長所は、入厩ギリギリまで出資判断を引き延ばせることであり、これが「馬質の危うさ」とバーター条件になっていると考えています。多数口を申し込む会員さんには縁のない悩みだと思いますが、自分の様な零細会員にとってはかなり無理筋な条件となりました。

それでも、「迷うことなく出資したい」と思わせるだけの募集馬が2頭見つかれば問題は無かったのですが、ここで2つ目の想定外がありました。それは、「関東所属馬のレベルが関西と比較して極端に低い」と言う問題です。ある程度、西高東低であることは覚悟していたのですが、今年は期待馬の数が多かったので、ここまで酷いことになるとは思いませんでした。しかし、最後にここでリストアップした注目馬×6頭の中で、実際に関東所属になったのは6位のオールドパサデナの2018×1頭のみと言う惨状です。また、こっちの分析で有力候補となった5頭の中を見ても、関東所属馬はオールドパサデナの2018のみです。その上、関東所属馬の2頭は件のNG厩舎に配属されており、さらに選択肢が狭まります。

この様な状況で、2頭を選ぼうと思ったら関西馬から2頭を選ぶしかありませんが、そうまでしてネーラペルレの2018をプレゼントされても、関西馬が3頭に膨れるだけです。これで関東馬が無しになったら、ここで記した「関東馬から少なくとも1頭」の方針が崩れてしまいます。

以上、長々と愚痴ってきましたが、論理的に考えた結果、次の結論に至りました。

① ネーラペルレの2018は諦める。
② ネーラペルレの2018を諦めるなら早期申し込みも不要。
③ ならば入厩直前まで様子見。
④ 狙った仔馬が満口見込になったら、応募を検討。

..と言う訳で、ここから先はジックリと個別の検討を進めて、出資馬を絞り込んで行くことにします。基本的に「如何なる相馬眼よりも様子見が優る」と考えていますので、多少の満口馬が出ても焦らずに構えることになると思います。

ちなみに、厩舎・測尺・写真の全情報が出揃ったところでの印象として、自分の中での最新の優先順位は以下の通りとなりました。

【第1グループ】
・ツルマルオトメの2018
【第2グループ】
・デザートオブムーンの2018
【第3グループ】
・スルーレートの2018
・オールドパサデナの2018
・クーデンビーチの2018
・レースウィングの2018
・トゥルーストーリーの2018

第3グループの5頭は何れが優位と言うものはなく、全くの横並びです。..と言うか「様子見が不可欠の仔馬」と言う判断です。
(注:今後の検討の中で、計画が変わることは普通にあります。😅)

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コメント

  1. coral-green より:

    macky様

    coralgreenです。ご無沙汰しております。
    カタログはお盆明けかと思っていたのですが、すでに発送済みなのですね。
    石川県の私にはまだ到着しておりません。新幹線が通っても田舎なのですね。
    今回の記事により貴重な情報を教えて頂きありがとうございます。

    特別提供馬については昨年同様の条件と思い込んでいたので、取り合えずオープンユアアイズで即申し込もうかと考えていましたが、この条件が分かった以上、申し込みは止めてmackyさん同様に様子見に徹することにしました。

    本年は、募集馬の発表の際は良かったのですが、価格、厩舎測尺の発表毎に熱が下がってきていまして、1頭選ぶ際も『どの馬が一番良いか』ではなく『どの馬一番安全か、マシか』という視点で選んだものです。

    おそらく、即満口になる可能性があるのはモンシュシュ、リリーアメリカだけで、昨年同様即満口はいないのではないでしょうか。
    今のところの私の注目馬はこんな感じですが、◎〇しか今のところ興味がありません。
    出資なしもあるかもしれません。
    ◎オープンユアアイズ
    〇ブルーモントレー
    ▲ゼマティス
    △アースグリーン
    △デザートオブムーン
    △ノーブルリーズン

    実は、アースサウンドの2017に入厩間際に申し込みまして、さらに本年の募集を受けてリボントリコロールの2017に申し込む予定です。芝中距離で走れそうな馬かつグリーンゆかりの血統を狙ってみます。

    それでは失礼いたします。長文失礼しました。
    お互いに良い選択になれば良いですね。

    • macKy より:

      coralgreen様、

      ご無沙汰しております。
      『どの馬が一番良いか』ではなく『どの馬一番安全か」、と言う観点は本当に良く分かります。そう意味での自分の選択はデザートオブムーンなのですが、「2頭選べ」と言われたら、もう不可能と判断するよりありませんでした。

      しかし、ネーラペルレについてはクラブは強気に出た気がします。ぶっちゃけ今回のルールで期間内に満口になるのか興味があります。..と言うか、満口になるとは思えません。もし満口にならなかったら期間を延長して2口応募者が溜まるまで待つのでしょうか..?

      もう1頭気になるのがツルマルオトメで、これが早期満口になる様なら応募を考えるかもしれません。松国先生は引退間近ですから、その後に関東移籍の目もゼロではないですし。(汗)

      その他の馬については、例年のグリーンFなので様子見が必須だと判断しました。気になる仔馬はいるのですが、如何せん現状では何かしらの不安要素が拭えません。自分としても芝中距離を走れる馬を選びたいのですが、関東馬をみるとその様な選択肢がありません。唯一可能性を感じたのがレースウィングですが、これは成長待ちですね。只、尾関先生が選択したと言う所がワンチャンありそうな気がしています。