2019年度グリーンF募集馬への出資方針

今回はいつもに増して雑文です。

お盆明けにはグリーンFからカタログが送付されてくる時候になり、今年の出資方針を考えていたところ、イマイチ整理が付きません。そこで、取り敢えず今時点での考えを書き残しておいて、カタログが届いた段階で改めて確認することにしました。..ですから、今回の話に結論はありませんので悪しからず。


1.ネーラペルレの2018

ネーラペルレの2018は特別提供馬と想定されます。その前提で考えたとき、血統背景が魅力的な本仔が無償であれば、多少の粗には目を瞑っても、出資しない手は考えられません。ここで問題は昨年同様の完全先着順なのか、それとも抽選方式なのか? 何れにしてもネーラペルレの2018への出資を希望するならば、募集開始と前後して少なくとも1頭の出資馬を決定する必要があります。

2.予算は約20万円

今年の馬代の予算は20万円とします。保険料や維持費は含めません。このとき、1頭は無償のネーラペルレの2018とすれば、あと2頭から3頭に出資することが可能です。具体的に「2000万円台の仔馬と1000万円台の仔馬を各1頭」か、「1000万円台の仔馬を3頭」の二者択一になります。

3.社台F生産馬で縁故関係の薄い仔馬

周知の通り、現3歳馬において社台F生産馬の成績は散々たるものがあります。ここまで酷いと、今年の募集馬には一定のテコ入れが入るものと考えたい。しかし、グリーンFの募集馬は基本的にアウトレットプライスなので、普通に良血をオファーすることは出来ません。そうなると、一般に不人気な仔馬の中にアタリが潜んでいる可能性が高いと考えられます。一方で、クラブ縁故の仔馬にはこの類の匙加減が難しいので、必然的に縁故関係の薄い仔馬が怪しくなります。

4.まずは厩舎

出資馬の選択に際しては改めて厩舎を最重要視します。所詮、馬体や歩様は素人には判らないものと割り切ります。クラブが預託先の厩舎を決定するプロセスを想像したとき、「有力厩舎から順に保有馬のリストを示して、気に入った馬をチョイスして貰っている」と考えることができます。即ち、プロが良いと判断した仔馬ほど有力厩舎に預託される筈であり、相馬はプロの目に任せるのが確実です。

5.次に兄姉

厩舎に続いては兄姉の競争成績を高く評価します。母馬自身の競争成績は然して評価しません。むしろ、早期デビューが見込める牝系を重視したい。

6.東西は迷ったとき

基本的に関東所属馬を出資馬の選定条件としていましたが、近年のグリーンF募集馬の関西偏重を見てしまうと、もはや関東縛りは難しくなりました。そもそも、信頼できる厩舎が関西に偏っている点が重要です。「少なくとも1頭が関東所属馬」であれば良しとします。

7.総額が同じなら1頭より2頭

グリーンF募集馬の傾向分析で導かれた結果から、高額馬×1頭よりも低額馬×2頭を優位とします。低額馬2頭の中の1頭が勝ち上がる確率の方が高額馬1頭が勝ち上がる確率よりも高い上に、出走機会が増えて一挙両得です。

8.最後にオカルト

「2号族」や「左後一白」の様なグリーンファームで走るジンクスについては例えオカルトであっても考慮します。


当然ながら全てを満たす様な仔はいないから悩むワケで、あとは「何処まで条件にマッチする仔が見つかるか」と言うことになってきます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする