3/31中山6R:アメリカンツイストは追い込んで3着

3/31、中山6R:3歳500万下(ダート1200)に愛馬アメリカンツイストが出走しました。

2か月の休養を入れた後の出走でしたが、馬体重は-6Kgの478Kgで出て来ました。一瞬調整状態に不安が過りましたが、パドックでは外目を力強く周回出来ており、毛艶も良く、絶好の仕上がりに見えました。これを見てしまうと、むしろ前走が余裕があった様にも思えます。

レースの方は4枠8番の後入れでしたので、課題のゲートも特に問題はなく、揃ったスタートを切ることが出来ました。只、ここから行き足が付かなかったと言うよりは、意図的にポジションを取りに行かず、10番手後方で脚を溜めることに専念し、4角は12番手で回りました。そして、直線に向かって外に出した所から敢然と追い上げを開始し、先に抜け出していた2頭には及ばないものの、3着に届くキレのある脚を見せました。上り3Fは37.1で、これは勝ち馬クレヴァーパッチと並んで最速タイと言う内容です。

ここで、本レースに対する自分なりの評価ですが、正直、如何判断すべきか悩んでいます。批判的に捉えるとすれば、「位置取りが後ろ過ぎで、中山であの位置から追い上げても届く筈がない」と言う点に尽きると思います。これは全く持って正しい主張と思いますし、勝利を信じて馬券を購入した人から見れば納得できない騎乗だと思います。

..では何を悩むのかと言うと、そもそも今回の陣営のスタンスが「勝てればラッキーで、何が何でも勝つと言う迄の意志は無かった」のではないかと言う点です。そう考えれば、「流れる展開が予想される中で、前半は無理せずに脚を溜めて、前崩れに賭ける」と言う作戦は理解できます。確かに、勝つためには位置取りが後ろ過ぎましたが、あれだけ脚を溜めても上り時計が勝ち馬と同タイムと言うことは、仮に4~5番手にポジションを取っていても届かなかったと言うことを示しています。即ち、何れにしてもクレバーパッチに勝てる可能性は低かったと判断せざるを得ません。

展望記事で書いた様に、本レースに対する自分の期待は「掲示板の確保」でしたので、3着と言う結果は望外の出来ですし、500万条件で十分に勝ち負け出来ることを示せたことは価値があります。言い換えれば、ここで即勝っても3歳オープンでの苦戦は必至ですから、今は現級で力を蓄えつつ、競馬を覚えることも有意であると思います。

そう言う意味も含めてか、陣営の方針は一旦放牧とする様です。テンションの上がり過ぎを防ぎたいと言う趣旨で、次走は5月後半の東京ダート1400を想定しているとのこと。
しかし、自分の希望としては、焦る必要のない今の時期に色々試してみたいと言う意味から、まだ権利のある4/28のゆきつばき賞(新潟・芝1200)で芝の短距離を是非とも、試して欲しいと思います。レース後の状態次第ですが、今回はラストの直線だけの競馬でしたので、ダメージは小さいものと想像しています。

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