1/27日中山12R:レーヌジャルダンは1枠1番

明日の中山12R(芝1600混合)に愛馬レーヌジャルダンが出走します。前走が個人的に期待していた福島芝2000に出走してくれましたが、結果は案外の12着に沈んでしまいました。敗因は2着に入った逃げ馬が作った息の入らないペースに着いて行けなかったことで、最後は失速しての大敗となりました。

前走の凡走を受けて、次のレース選定に注目していましたが、高柳師が選んだのは距離短縮でした。この選択がレーヌジャルダンにとって吉と出るのか凶と出るのか判りませんが、追切時計を見ても馬の調子は良さそうなので、先ずは力を出し切ってくれることを期待したいと思います。

幸いにも、相手関係は特に厳しくありません。上位はTargetの補正タイムで99~100レベルであり、レーヌジャルダンの2走前が98だったことを考えれば、十分勝負になる筈です。一方で、人気の方は前走の凡走で大きく落ちていますので、馬券的にはここはかなりの狙い目になります。

以前ここに書いた通り、自分が馬券を買う上での狙い馬の見つけ方の1つが、「先行できる馬の距離短縮」であり、今回のレーヌジャルダンが正にこれに当て嵌まります。ここで1つ、レーヌジャルダンの背中を押すデータを示してみると、過去5年間で東京芝1600に距離を400以上短縮して出走した馬が、3角を全体の1/3内で回ってきたときの成績は17.8.11.83:勝率14.3%,複勝率30.3%,単回率122%,複回率126%の好成績を叩きだしています。ここで重要なことは、この条件に人気やオッズの条件を含んでいないことです。レーヌジャルダンが首尾よく先行して、全体の1/3以内で3角を回ることが出来るならば、それだけで優位な状況になることを、本データは示しています。

その点で、今回の1番枠は良い番号を引いたと思います。更に具合が良いことに、他の逃げ先行馬が総じて外枠を引いていますので、これならば先行することは比較的容易と考えられます。マイル戦になる分、スピードは上がって来ますが、東京芝1600の場合はスタート直後に登坂があるため、極端にスピードがあがることはありません。レーヌジャルダンの先行力ならば十分に足りる筈です。逃げる必要はありません。番手で3角~4角を回ってきて直線で抜け出し、ラストは距離短縮効果で粘り込む様な競馬を大野騎手には期待したいと思います。

ちなみに、口取りは外れてしまいましたが、指定席は押さえていますので、明日も現地で応援してきます。「グリーンファームの会員さんは勝ち目が薄いとみると口取りの申し込みが減る」と言う話がありますが、抽選に外れてしまったところを見ると、意外と他の会員さん方も、今走はそれなりにやれると思われているのかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. F より:

    レーヌジャルダンようやく復帰戦ですね。
    私はジャルダンにはマイルは合わないと思っていますが、ご提示頂いたような有利なデータがあるとは知りませんでした。
    少し、楽しみを抱きつつ観戦出来そうです。
    一つだけ気になっているのは、今回もチークを着用するのかどうかです。
    私は前走の惨敗の理由はこれしかないと思っているので・・

  2. より:

    ジャルダン、2着でしたね。mackyさんはこれをどう見ていますか。

    私の見解では、今日の2着という結果は、考えうる中で最良の内容であったと思います。
    それは本来の実力というか、自力だけでもこのクラスならば十分勝ち負けと感じていたためです。
    因みに2着が最良というのは、向かないマイル戦と、1番人気のルメールに的にされては勝ちはないと思っていたので、正直、悔しさはあまりないです。与えられた条件下では十分納得のいくレースぶりを見せてくれたのではないでしょうか。

    それでも勝機という観点から、欲を言うと、「先行」ではなく「逃げ」たのは正解でしたが、せっかく逃げたのに最初の1~2ハロンにかけてジョッキーが手綱を引いて抑え込んでしまったところが勿体なかった。どうしても母のクィーンスプマンテの面影が浮かんでくるため、あそこは気持ちよく馬なりで逃がしてあげればなぁ~という印象が拭えません。

    今後についてですが、今日のレースを見て調教師がマイル路線を選択するようなことがあっては先がないと思います。今日のようなレースを繰り返し、そのうち勝つこともあるでしょうが、せいぜい条件戦で頭打ちでしょう。

    末脚勝負ではなく、母のようにトータルで勝負するタイプに育てば、先も開けてくると思います。そのためには、距離は長く(1800、2000というより2000超で)、とることで、ゆったりペースで逃げを打ち、直線に入ってもいったん突き放す足を持つことで勝負の型となってゆくと思います。正に今日のレースの長距離版ですかね。

    因みに母クィーンスプマンテは5歳夏頃に急遽本格化しました。なので、ジャルダンも楽しみはもう少し先かななんて思っています。本馬の場合、まずは3つ続けて使えるようになるかどうかが成長具合の目安ではないでしょうか。

    長くなってしまったこと+ブログの本家より先に回顧してしまいすみません。

    • macKy より:

      Fさま、コメントありがとうございます。

      取り合えず帰宅して人心地着き、レースの録画を見直したところです。詳細な回顧は改めてブログ記事として記載したいと思いますが、まだ感覚がホットなところで感じた所は次の通りです。

      ・勝った馬は普通に強かった。
      ・ジャルダンに現級を突破する力のあることは再確認できた。
      ・とはいえ、展開と言うか運が味方した部分もあったと思う。
      ・適性距離は判らないが、今回については距離短縮の効果があった。
      ・(多少思う所はありますが、)大野騎手は概ね上手に乗ってくれたと思う。
      ・次走のレース選択が興味深い。

      ..なんだか回顧記事を書くためのレジメになってしまいましたが、細かい部分はゆっくりと整理して書きたいと思います。先ずは今日のところは、レーヌジャルダンの健闘を称えてあげたいと思います。勝利はお預けになりましたが、少なくとも現級突破の目途が改めて立ったと言うことで、お互いに出資者として、おめでとうございました。

      PS.
      今日はチークを付けていませんでした。Fさまが指摘された通り、前走はこれも影響があったかもしれませんね。